TENSEI塵語

2003年06月16日(月) 「若葉のころ」

昨夜、わりと早くすべきことが終わってしまった気安さから、
久しぶりにサラちゃんの「エデン」DVDを見ていた。
途中まで、少し見たらやめて寝ようと思っていたのだけれど、
結局なかなかやめられなくて、後半に入ってからも見続けていた。

こうしてもう2カ月近く聞き続けているのだけれど、
実に魅惑的ではあっても、泣けるということはなかったのである。
どちらかというと、心がほわ〜〜んと解かれていくような楽しみなのである。
癒される、とてもありがたい音楽なのである。

ところが、昨夜、タイタニックのテーマ(セリーヌ・ディオンより上手い)、
それから大好きな「オーシャン・アウェイ」という歌の後で、
しみじみと「若葉のころ」を歌い始めた時、なぜかホロリと来てしまった。
CDで聞いていたときは、確かに格別お気に入りの1曲ではあったけれど、
これほどしみじみとは感じられなかった。
CDでは、その前に、もういいよ、と食傷気味の
「ムーンリヴァー」が聞こえているせいかもしれない。
DVDでは、感服の連続の中で聞いていたせいかもしれないし、
ちょっとすねているようなポーズで淋しげに歌うサラちゃんの表情が
歌にかなりの色を添えているせいかもしれない。

今朝までこの印象が拭えなくて、ピージーズのCDを持って出た。
「メロディー・フェア」の後にこの曲が入っているからである。
(この2曲と「ステイン・アライヴ」ともう1曲しか聞かないCDなのだが)
帰りの車で、この原曲を何度もしみじみ聞いたけれど、
結局のところはサラちゃんの歌い方の方が好きだなぁ。。。

音楽体験にしろ、文学体験にしろ、何度も接していても、
TPOによって新しい体験ができるのがうれしい。
もちろん、人間同士のつきあいだって同じだ。


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