教育基本法改正(????)が見送られたそうである。 改正とは実におこがましい言い方だとは思うが、 とにかく、現基本法の理念に則って政策が行われてきたかどうかもあやしい。
要するに自民党は 「国を愛する心」と「宗教的情操の育成」という内容を入れたいらしい。 公立学校も、小学校から大学に至るまで、 キリスト教の学校、浄土宗の学校、浄土真宗の学校、日蓮宗の学校、 曹洞宗の学校、神道の学校、イスラム教の学校、モルモン教の学校、 統一原理峡の学校、ものみの塔の学校、生長の家の学校、千乃婆の学校、、 等々と弁別して、自由に選択させて通わせたいらしい。 現代の、心のよりどころを失いがちな日本の子供たち、若者たちには、 案外こういう大胆な変革が必要なのかもしれない。 公明党にとってもそれはなかなかありがたいことではないか。 ちゃんと創価学会の学校というものを公的に認めてもらって、 徹底的に宗教教育ができるのだから。。。 けれども、公明党がウンと言わないので、保留になったとは如何に、、?
「国を愛する心」も大切である。 何だかよくわからないが天皇を愛する心、ではなくて、 この日本という国、日本という社会を心から愛せるようになりたいものだ。 この風土はなかなか好きだし、文化遺産も大好きである。 海外に行ったことはないので、比較した上で賞賛するわけではないけれど、 この日本の自然や文化遺産が破壊し尽くされることがあってはいかんと思う。 けれども私は、この社会に対しては、嫌悪感の方が強い。 政治家や官僚は肝心なことをせずにしょうもないことに税金を浪費し、 ろくな政策を推し進めなくて、国民も大半はうんざりしていて、 それでも選挙になると、馴れ合い票が多数を占め、真剣な票がゴミになり、 さらにゴミになる白紙の投票用紙が有権者数の半数前後にもなり、、、 これでは、政治離れ、社会離れ、嫌国心ははびこる一方なんだな。 この社会で自分は活躍してるぞ、自分もこの国を作るのに貢献してるぞ、 という実感こそが、愛国心を育むのである。 集団や社会と個人の関係というものはそういうものである。 ま、要するに「国を愛する心」を育成したければ、 政治参加教育や自治活動を徹底して鍛え込むことである。 ところが、政治参加をばかばかしく思わせるように政策を推し進めてきた 当の本人は自民党なのである。 自民党がこの数十年間を反省して、この国を作っていくのは君たちだぞ、 教育は今までと違って、政治にちゃんと参加できる人間になるために 受けるんだぞ、今までの大人たちとは違って正しく判断できるようになれ、 と、そういうつもりで改訂を訴えるなら、私も賛成するんだけどなぁ。。。
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