買い物に出たついでに、楽器屋に寄った。 コントラバスの弓につける松ヤニを買いたかったのが第1の目的だったが、 それはなくて、ついでにサラちゃんの曲の楽譜を探してみた。 ピアノ譜のところを探したら、ぜんぜん見つからなかったけれど、 代わりに1カ月前にも探し続けていた久石譲の「Etude」が見つかった。 こういう探し物は、もうあきらめて忘れたころの方が見つかるものらしい。 2週間ほど前に出版されたらしかった。
次にバンド楽譜の棚を見に行った。 この種の楽譜が見つかると、吹奏楽への編曲がしやすいのでありがたい。 けれども、サラ・ブライトマンという名前はどこを見ても見当たらない。 うーむ、、たしかに、、、ロック系とは言いかねるしなぁ。。。
ところが、ふっと、信じられないような文字が目に止まった。 「ピンク・フロイド・ベスト」などという文字が見えるではないか!! 目を疑ったけれど、どう見てもそう書いてある。。。
高校時代から約30年間、飽きることなくピンクフロイドファン、、、 といっても、「原子心母」「狂気」「アニマルズ」の3つだけのアルバムの 熱狂的な愛聴者に過ぎないのだけれど、 20年ほど前から、このバンドの楽譜はないものかと探していたのだった。 国内版はカタログをいろいろ見てみてもなさそうなので、 東京に遊びに出るたびに、楽器屋の洋版のロック楽譜を隈無く漁った。 いつも空しい努力で終わっていた。 インターネットをやり始めたころも、ピンクフロイド関係のサイトには 英語部屋であろうとお構いなく訪ねて楽譜情報を求めたけれど、 いつもまったくの空振りだった。 そんな話を同年代の吹奏楽仲間のKimくんにもしてみると、 彼も同様にピンクフロイドの楽譜探しをしていて、 やはり私と同じく、吹奏楽化をもくろんでいるらしかった。 でも、彼もやはり、どれだけ探しても見つからないと言うので共感しあい、 ますます、まだ世界のどこにも売り出されていないという確信を深め、 あきらめてから7、8年が経過していたことになる。
やっぱりこういうものは、あきらめて忘れていたときに見つかるものらしい。 きょう見つけた楽譜には6曲が収められていて、 そのうち私が好きなのは2曲しかなかったけれど、それだけでも貴重なので 迷わず買って帰った。初版発行年月日は一昨年の8月になっていた。 この2年間に何度かこの棚を見てピンクフロイドの文字も探したはずなのに きょう初めて見つかるというのも不思議である。 これをどんな風につかってやろうか考えるのもひとつの楽しみになったし、 ひょっとしたらその内「原子心母」全曲の楽譜も出るかな、と期待が増した。
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