TENSEI塵語

2003年05月27日(火) まだよそ者だ

先週は暑めの毎日だったが、昨日からは雨が降ったり曇ったりで、
少々湿っぽいけれど、ちょっと空気のひんやりするような状態である。
生徒たちも、昨日から夏制服を着て来てもいいことになっているけれど、
夏制服で来ている者はほとんどいない。
考査最終日も、たいへん落ち着いた雰囲気で終わったようだ。

最近は新しい環境での仕事にまだ落ち着かず、
本もゆっくり読めないし、じっくり考える心のゆとりもない。
映画やドラマも見てないし、稀に見たとしても感想をまとめる余裕がない。
だから、この塵語も、なかなか書くことが浮かばない。
書けばますます塵芥のような文字列を量産しそうである。
な〜んにも浮かばない、書けない、という事態はちょいちょい訪れるものだが、
今回はそれがやけに長く続いているようだ。

大切なのは、心の余裕がない中でそこに余裕を取り戻す、
自分自身を取り戻す時間を、自分で意図的・習慣的に作るということだ。
そのために、読み、見て、考え、まとめる時間を作る必要があるのだが、
なかなかその境地に入れずに足踏みをしているわけである。
何かしようと思っても、慣れない環境での先の備えに憂えて、
いろいろと準備しなければならないことがあるような錯覚に邪魔されるのだ。

職員室の机でも仕事するし、喫煙室でも進路室のPCでも
仕事するようになったけれど、どうもまだ自分の場所になっていない。
でも、15年前を思い出してみると、副担任だったせいもあり、
職員室でなく生徒指導室常駐だったせいもあって、
新しい職場に慣れるのに2、3年かかったような記憶がある。
要するに、職場でも自分をしっかり取り戻さなきゃいけないわけである。
この自分が生きているという実感を得ない限り、自分の場所にならないのだから。


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