サラ・ブライトマンの「ラ・ルーナ」というアルバムを薦められて、 聞いてみて即座に気に入って、そのうち他のアルバムも買おうと思いながら 何ヶ月間もそれっきりになっていたけれど、 先月、「ハレム」という新譜が並んでいたときにそれを買って聞いて、 ますますハマってしまって、今月初めに数枚のCDを一挙に買い込んで、 最近は、「ハレム」「ラ・ルーナ」「エデン」の3枚を 取っ替え引っ替え聞いている毎日である。
この種のアルバムを聴く場合、好んで聴ける曲が3曲もあればいいと ふだんは思っていて、半分もあればかなりいい方である。 2、3度くり返して聞くと、飛ばしてしまう曲も決まってきたりして、 選んで聞くようになるのが常である。 ところが、少なくともこの3枚については、まったく飛ばせない、 というか、飛ばして聞く気になれないほど、各曲がそれなりに魅力的だ。 私にとってはそれだけでも奇跡のCDアルバムだと言える。 こういう風に惚れこんで聞き続けることができるのは、 クラッシック作品以外では、ピンクフロイド以来である。 Xのアルバムでも、時々飛ばして聞いていたから。
オリジナルの曲もいいし、クラッシックアレンジもいい。 曲自体かなり厳選されている感じがあるし、その伴奏も気がきいている。 しかし、何といっても歌声がいい。 基本的に柔らかくハスキーな声で歌っているけれど、 囁くような声にもなったり、オペラ歌手の発声になったりもする。 曲も声も、実にバラエティに富んでいるし、曲種もそうなのが 飽きさせず次々に楽しませてくれる要因になっているのだけれど、 とにかく、これほど癒される歌声を今まで聞いたことがないのである。 歌声の良さと幅広さは、表現力にもなる。 それもまた、ますます味わい深く飽きさせない要因にもなっているのだろう。 声を聞いていると、かわいらしさもあり、 最初は20代前半の人かな、と思ったものだけれど、 解説にあった生年月日から計算すると、今年41歳ということになる。 奇跡の歌声である。
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