TENSEI塵語

2001年08月30日(木) この夏休みを振り返る

ほぼ3カ月ぶりに床屋に行った。
夕方から、部屋の片づけに着手した。
画期的な日である。
夏休みに入ってもなかなか床屋に行くチャンスがなかった。
部屋の片づけも見るだけでうんざりして、とても手をつける気にならなかった。
床屋に行って、ついでにきょうの買い物を済ませ、
戻ってから娘をパスポートの受け取りに連れて行き、
帰ってから課題考査を作り終えたら、やっと片づけをする気になったのである。
当面のわずらわしいことがらを片づけたら、やっと部屋を片づける気力が生まれたわけだ。

片づけを、今さらのようにしながら、あ〜あ、40日も一体何してたんだろ、と思う。
憂鬱な9月がやっぱり来てしまうことが、恨めしく思われてくる。

振り返ってみれば、夏休みといっても、煩わしいことに満たされている。
最初の一週間は、地区大会の運営準備と大会練習と補充授業。
(精神的にも労力から言っても、この時期が最悪だ)
次の一週間は、県大会の練習と補習授業(+大会役員)。
次の一週間は、司書教諭講習。
やっと暇になったと思ったら、なぜか一週間ほど腹痛に悩まされた。(誤算)
次の一週間余は、混成バンドの曲決めと楽譜準備、部活。
(この曲決めはかなりの重圧だし、何をしていても悩ましさの種になる)
こんな風にして、8月26日までが過ぎてしまった。
27日は京都に遊んだわけだが、28日は部活に出た。

で、あと3日になったところで、課題考査作りが難問として残ってしまった。
今まで何度となくテキストを見ながら考えたけれど、作れずに来てしまったのである。
目のつけどころ1つでスラスラとできてしまうことがあるが、
そこに至るまでが毎度毎度の苦労なのである。
きょうも運転しながら、この方針で行こうとハッと閃いたからさっと片づいたのである。

実は、部屋の片づけがこの3週間ほど一番気がかりで、早く始めたかったのだが、
それは、8月に入ってから、ケーブルテレビの広告が新聞にはさまれていて、
テレビもインターネットもケーブルに移行しようかな、と考えたからである。
8月中だと工事費の割引があるようなので、できればそうしたかった。
けれども、パソコンのまわりもこの部屋全体もどうしようもなくグチャグチャなので、
工事どころか、工事の下見にも来てもらえない。
夏休み中に、ということはもうあきらめたけれど、次のチャンスのために、
いつでもOKの状態を作っておかなければならないだろう。
このケーブル問題にも、少なからず惑わされることにもなった。

しかし、こんなことを愚痴っぽく振り返っているのも、暇になったからである。
3年前までは、夏休みが終わる、も、新学期が始まる、も関係なかった。
4年前までは、部活も忙しく、生徒会の仕事もあったので、
夏休み全体で合計1週間程度しか休んでないことが多かった。
指定休はほとんど返上で、普通の会社員よりも夏休みが少ない状態だった。
部活だの、補習だのいろいろ重なると、空き時間なんてものがない生活が続くから、
学期中の生活の方がまだゆとりがあるように感じられたものである。
3年前は部活は暇になってしまったけれど、生徒会主任だった。

夏休みももう終わっちゃうな、、、なんて思いに悩まされるのは、
何だかんだ言っても、わりとのんびりした生活を送らせてもらった証拠だろう。
ホントは感謝しなければいけないわけだ。


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