TENSEI塵語

2001年08月25日(土) 健忘症

忙しいときには、ついいらんことまで背負い込むもので、昨日部室に鞄を忘れた。
それは、昨日の夕方、職員室を出たときに、いつもならまず鞄を車に乗せるのに、
そのまま部室に向かったことから始まっている。
練習では、昨日は指揮でなく、ペースギターを弾いて参加したのだが、
その席に座るときに、「鞄を忘れなきゃいいが、、、」とちょっと懸念はしたのである。
練習後、混成バンドで必要な小物打楽器をかき集めて袋に入れた。
ドラは最近使っていない古い軽い方を持っていこうと思ったら、
それが出しにくい奥まったところに入れられていて、ここで大変難儀をした。
もちろん、2人の生徒が手伝ってくれて労力はかなり緩和されたのだけれど、
意外と時間がかかってしまって、さあ、早く帰ろうという思いにとらわれた。
鞄を忘れてきたのに気づいたのは、家に着いて車を降りようとしたときである。
実に腹立たしく、思わず自分の頭を拳で殴ってしまった。
やっぱりこうだ、いつ、だってこうだ、と、もう自分がふがいないの何の。。。

だから、今朝、その鞄を取りに行くという、余計な仕事ができてしまったのである。
ホントは他にやりたいことがあったのに、そのために2時間余りの時間が費やされたのだ。
そのついでに本屋に行きたがる子どもを連れて自分も数冊の本を仕入れては来たのだけど、
この自分のほんのちょっとした間隙に失念してしまう癖に、
今まで何百回悩まされたことか。。。

私の忘れっぽいのは、もう職場仲間にも生徒にも有名である。
よく「もう歳だね」なんて言われるけど、「性格です」と答えるしかない。
もし「もう歳だね」だとしたら、10代から老化現象が進んでいたことになる。
・・・いや、ホントにそうだったのかも知れないけど。。。


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