たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2018年07月24日(火) 眠れない夜に


それにしても暑い夏だ。
大分に住む友人が、埼玉方面では熱中症での死者が何人も出ているというので、心配して電話してくれた。

家の中にいるのだし、エアコンで部屋の温度を下げればよいのだが、わたしの場合、身体が少しでも冷えると、お腹のゴロゴロが始まり、気分も悪くなるので、エアコンはつけても29度とか30度の設定。
エアコンを切り窓を開け、外の風を入れるように試みるが、風もなく、室内よりも気温が高かったりするから、これもまた、うまい具合にはいかない。

夜は睡眠薬を飲んでもあまり効き目はなく、気持ちよく眠りにつくのは明け方近くという日も多い。
熱中症にならないよう、何度も起きて水分補給もするので、夜の時間は細切れになってしまう。昨夜は開き直って本を読んだ。画家であり、エッセイストであった故 宮迫千鶴のエッセイ集「草と風の癒し」。この本が面白く、暑い夜の不快感も忘れてしまうほどだった。

彼女は生前、帯津三敬病院の帯津良一先生と交流があり、2008年にこの病院で亡くなっている。帯津先生の攻めの養生論の通り、死に向かって加速し、笑いながら…

今夜、たとえ寝苦しくても、このエッセイの続きを読もうと思うと、夜へ向かう憂鬱がなくなる。


たりたくみ |MAILHomePage

My追加