たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2018年07月07日(土) 一進一退の1週間

今週は、月曜、火曜、水曜、木曜の夕方まで、調子が良かったのだが、木曜日の夕方から翌朝にかけて一晩中、下痢が続き、そのための脱水症状のためか、金曜日は、一日脱力感、血圧減少、今日の明け方3時には悪寒を伴う発熱があったため、週末の外泊はままならなくなり、病院で過ごすことになった。
ほんとうに一進一退だ。

それでも、金曜日は朝7時半からの帯津先生の外丹功という気功のクラスに椅子に座ったまま参加し、病室では、びわ温灸、アロマセラピーではリンパドレナージュをしていただき、鍼の治療では、下痢やお腹に効くツボや、足のむくみに効く施術をしてもらう。週に一度の帯津先生の講話には、看護士さんが車椅子で連れてきてくれたので(これは血圧が低くなったため)、何とか1時間、話を聞くことができて、幸いだった。

今日は自宅に帰 ることはできなかったものの、大阪に住む次男が、東京の出張帰りに病院に立ち寄ってくれ、夫と3人で良い時間を過ごす。話をしながら、夫は今日も足のマッサージをしてくれる。夫は毎日仕事帰りに病室に来てくれるが、足裏のツボ押しや、マッサージを仕事のようにしてくれるので、だんだんプロ並みになっている。
次男のお嫁さんの ゆうちゃんは、第2子の出産も間近。今度は家族4人で会えるのを楽しみにしていますとカードに書いてあって、新しい命の誕生にワクワクする。ゆうちゃんからはパーフェクトポーションというブランドのアロマバームと、アロマミストの贈り物。chakraというシリーズのブレンドで、凄く良い香り!


3人で病室にいる時、主治医が訪ねてくれたので、いろいろ話を伺うことができた。ここでの入院は他の緩和医療の施設と同じように、3週間が目処で退院し、その後は自宅で介護できる方向に持っていけるよう支援する体制になっているということだった。
そのためには、介護保険の申請をし、訪問医療や介護、ヘルパーによるサポート、がん患者のためのデイケアやグループホームなど、様々な形態のサポート体制があるということだった。来週には医療福祉相談員が病室を訪ねてくれることになった。
介護保険は65歳以下でも、末期のがん患者で、1人で身の回りのことをするのに支障をきたす場合、介護申請ができるとのこと。

というわけで、わたしも、後1週間こちらに入院し、後は自宅で可能なサポートを受けながらの生活となりそう。月曜日には夫が役場に介護認定の申請に行ってくれることになっている。

先週末から今週にかけて、こちらの病院にも友人達が訪ねてきてくれた。
先週の土曜日にはフランスのテゼ共同体の1週間の滞在から帰ってきたばかりのUさん。懐かしい場所の写真を見せていただく。
月曜日には文学ゼミのKさん。NY土産と一緒にいただいた、パワフルな自家製ハチミツは口の中が苦く食欲のない今、とても強い味方になってくれる。
火曜日にはリコーダーのパートナーのJさんと一緒に、郭林新気功という歩行を中心にした気功のクラスに出ることができた。メロンとマンゴーも美味しくいただく。
木曜日にはFさんが、ご主人の運転で。6月にリクエストしたソルダムがようやく出始めたからと白桃といっしょに持ってきてくれる。とにかく唾液が出ないドライマウスに悩まされていたので、プラムの酸味で唾液が出るようになり有難い。

辛い時間もあったが、この週も様々な方に支えられて過ごさせていただけた。


たりたくみ |MAILHomePage

My追加