たりたの日記
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わたしは3人兄弟で弟が2人いる。 上の弟は2つ下のMで、金沢の福祉関係の大学で教えていて、3人の男の子の父親。 下の弟は、「育つ日々」に、東京オリンピックの年に生まれたこの弟の出産の時の事を書いているが、8つ年下のK、2人の男の子の父親。熊本に住んでいたが、数年前から単身、父母が他界し、空き家になった大分の実家に戻り、幸い、県立大学の進路担当の職を得、一人暮らしをしている。 Mはシリアスな病気を抱え、Kも病気持ちで、とても健康とは言いがたく、母が生きていた頃、「あんたが、家族の中で、一人だけ元気で頼りにしているだから、事故なんかに合いなさんなよ」と、わたしの山行きや、一人旅を心配していた。
この日記を読んで、わたしが元気な内に会いに行こうと思ってくれたのだろう。 Mはこの春金沢市役所に就職した長男Y(Y のまだ小さかった頃の事をこの日記のごくごく始めの頃に書いている)をお供につけ、Kは大分から朝1番の飛行機で、病院まで来てくれた。 久々の再会。なつかしく嬉しかった。 ちょうど、ベトナムから長男、大阪から次男も来ていたので、夫も入れて、5人の男子からベッドを取り囲まれる格好になった。
2人の兄弟達と3人の従兄弟どおし。下の弟が、小さかった子ども達が大きくなったよねと感慨深気だった。三家族とも遠く離れてはいても、子ども達が小さい時に何度か会う機会もあった。いつも身近にいたわけではないので、突然大人になった甥っ子達の姿に驚き、感動するのはわたしも同様だ。 昔の話や近況報告もしでいたような。わたしは、頭がぼんやりした意識の中で、みんなの楽しげなやり取りを聞きながら、幸せな気持ちでいた。忙しい中、また、それぞれの身体の具合もあまりよくない中、こうしてみんなが集まってくれたことが嬉しく思われた。
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