たりたの日記
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2018年06月11日(月) |
トロトロ ・キリキリ・ヘロヘロ |
ここしばらく、日記が更新できなかった。 医療用麻薬オキシコンチン5mgはほどなく効き目がなくなり、5mgずつ量が増え、今は1回15mg。一日2回、30mg飲んでいる。その為、日中はほぼ トロトロとしている。動作が途中で止まってしまう。
で、7、8時間もすると、薬の効き目が下がるからか、いきなり キリキリがやってくる。 「クスリ、クスリをくれ〜」という感じでナースコールのボタンを押し、突然の痛みに対処し、一日何度飲んでもかまわないというやはり、医療用麻薬のオキシノーム5mgを持ってきてもらう。 この薬の場合、まず待たされることはない。 薬は看護士の目の前で飲む事になっており、薬の空き袋は切れ端にいたるまで、看護士に手渡す。何でも、金庫に入れて保管するらしい。
それでもキリキリはすぐに無くなる訳ではないから、ノニジュースを飲んだり、深呼吸をしたりする。 もう少し、ヴィパサーナ瞑想の修行を積んでいたら、こういうきりきりに巻き込まれず、自分の感情をそこから切り離すこともできるのだろうが…
それでもその内にトロトロがやってきて、夢現の中で、一日が終わりに近づく。
で、悪夢はこれから、夜になると、これに腹水による圧迫が加わり、そうなると、キリキリとは違う重くるしさが加わり、ヘロヘロになる。利尿剤を飲んでいるから、ヘロヘロしながらも1時間置きに目が覚め、トイレへ。
そして、外が明るくなる頃、ようやくトロトロが降りてくる。
このキリキリは胃腸の粘膜がやられているせいで、抗生剤の投与さえ終われば解放されると思いこんでいたので、この抗生剤も10日になるので、もう終わりにしたいと、今朝、医師に話してみる。
そうですね。熱はこの2日間、高熱にはなっていないし、腹水も溜まっているようだし、一旦、抗生剤を止めましょう。
昨日からその事ばかり祈っていたから、まずはよかった!
それなら、しばらくして腸内バランスが整えば、この痛みもなくなりますよね。医師の表情からわたしはかなり楽天的な事を言ったに違いないと分かる。医師は、そうとばかりは言えない。門脈への血流が悪くなっているから、腸が腫れて、そのために下痢や痛みが起こるのかもしれない。 そんなの聞いてなぁい! なるほど、それなら、ずっと飲み続ける医療用麻薬オキシコンチンの処方も分からなくはない。門脈の血流の悪さに寄るとすれば、下痢や腹痛は続くことになる。
でも、身体をある意味痛めてつけ、自己免疫力を抑えこんでいた抗生剤とはしばらく離れる、この事だけでも気分が楽だ。
自己治癒力、あなたの出番じゃない?とわたしの身体に問うてみる。
さて、今日はここまでまとめて書けたことを前進のひとつとし、しばらく、トロトロしよう。
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