たりたの日記
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2018年05月18日(金) わたしの愛はあなたの苦しみの中に現れる

一昨日の夜の事、腹水による胃への圧迫が苦しく「主よ憐れみたまえ」という短い祈りを繰り返している時に、「わたしの愛はあなたの苦しみの中に現れる」という言葉が心の中に響いた。そして瞬時にその意味が分かり、イエスの愛の深さに触れたと感じ、涙が溢れてきた。そして痛みが喜びのようなものに変化するのが分かった。
その時の言葉を今思い返しても、心が熱くなり、感謝と喜びに満たされる。

そして、ずいぶん前、40代の終わりの頃、夢中になって読んだアビラの聖テレジアの事が思い浮かんだ。
彼女は繰り返し襲われる病の中で、主と一体である喜びの中にあった。むしろイエスとの一致のために苦しみを求めた。その本を読んだ当時はそんなイエスとの一体感は尋常ではない聖人だから得ることができた恵みだと自分とは遠い出来事のように読んだ。
アビラの聖テレジアの信仰とは比べものにならないにしても、その恵みはわたし達にも与えられる恵みだと知る。

図書館で借りて読んで今手元ににはない、聖テレジアの本をまた読んでみたいと思い、
『霊魂の城』
イエズスの聖テレジア著
ドン・ボスコ社
を注文する。
そして、アビラの聖テレジアと関係の深かっ
十字架の聖ヨハネ著の『暗夜』ドン・ボスコ社も。
前から気になりながら読んでなかった本のひとつ。
今が出逢う時なのだろう。

治療に関することでは、ステントを入れたにもかかわらず黄疸の数値が上がっているので、今日はCTとエコーの検査をした。
ステントの上か下かになんらかの原因があり、上手く胆汁が流れていないという事だった。かなり難しい作業のようだが、来週いくつかのアプローチの試みがなされるようだ。
その前に、何とか、ステントに胆汁が流れるようになり、自然に問題が解決できればよいのだが。

検査の前に、高校時代からの友人が訪ねてくれた。昨年春、一緒にイスラエルの旅に行くことになっていたが、彼女は一年遅れで、今年の3月、プロテスタント教会の牧師の企画するツアーに無事に参加できたという事だった。教会での祈祷会でもわたしの事をみなさんで祈ってくださっているとのこと、感謝。
昼食抜きで、午後5時に検査が終わった後、腹ペコのお腹に、彼女の焼いてきてくれたおからのケーキは優しく、とても美味しかった。


たりたくみ |MAILHomePage

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