明日からの入院に備えて、いくつかやっておきたいことがあった。まず庭の草取りと堆肥の仕込み。これは夫がやってくれるというので、わたしは昼食の支度をすべく台所へ。一カ月くらい冷蔵庫の野菜室に閉じ込められたままの野菜の救出。そこで、「アーユルヴェーダ治療院のデトックスレシピ」で、この前作って美味しかったポテトの白カレーと、大根のヒンドゥマと、人参のヒンドゥマを作る。ヒンドゥマというのは、水分少なめ、ノンオイルで作るカレー料理のこと。どれも作り方は簡単で、野菜を玉ねぎやにんにく、塩、ターメリック、フェヌグリーグ、カレーパウダー、カレーリーフで煮込み、最後にココナツミルクを加えるといった具合。油は一切使わない。塩も少ないのだが、スパイスが野菜に染み込んで美味しい。あえて、別々に煮ることで、素材の持つ本来の味や食感が際立つと感じた。何より胃にもたれず、消化器官が喜んでいるのが分かるほど。しかし、大根と人参のヒンドゥマは夫には全く受けなかった。ここに子ども達がいたとして、彼らにも受けないことだろう。もともと野菜が好きじゃない人は、それをお出しと醤油で煮ようが、スパイスとココナツミルクで煮ようが、美味しいとは思えないものなのだろう。料理の後、お風呂に入り(この頃は熱が出ない午前中にお風呂に入るようにしている)一休みし、少し遅い昼食。とても美味しくいただけたので、気にもならなかったが、食後に例の寒気。39・4度と思いっきり高い。確かにコカールが切れる時間をとっくに過ぎている。一通りの薬を飲んでとりあえずベッドへ。夫が15分おきに様子を見に来てくれる。午後4時37・2度まで下がったので、さっきの仕事の続き。まだまだ野菜は残っている。ここは保存の効くピクルスだな。しかも、甘くなく、香料が効いたものを。材料は大根(とにかく1本を丸ごと使おうというのだから)、人参、キュウリ、玉ねぎ、ニンニク、ローレル、カレーリーフ、胡椒、鷹の爪。大きめの瓶2瓶分できたので、一つを夫用、ひとつを病院用へ。冷蔵庫の真っ黒になっていたバナナを捨てて、まだ無事なバナナでバナナブレッドを。若い頃からずっと作り続けてきたレシピは今のわたしには砂糖と油が多過ぎて重い。そこで、砂糖と油を3分の1に減らし、サラダ油の代わりにココナツオイルを使う。体内の塩分濃度を調整し、腸内環境を整え、抗菌作用もあるシナモンをたっぷり加えて焼いてみた。食べやすい!食事の代わりにもなりそう。新レシピ、「甘さほんのりシナモンバナナブレッド」誕生。しばらくパンを焼く気力がなかったので、ストックしていた強力粉2袋の賞味期限がわずかに切れている。こちらも救出。イスラエルで買ってきて大事にとっておいた乾燥イチジクも全部使って、久々にイチジク入りパンを焼く。後1時間ほどで焼けるかな。今日はバラ園に出かけて、リコーダーを吹きたいとこだったが、午後の高熱のため断念。でも一番気にかかっていた、冷蔵庫の野菜が何とか片付いてよかった。残るは新ごぼう。明日の入院は午後3時からなので、きんぴらごぼうと、消化に良いノンオイルのレンズ豆のカレーを家用と病院用に作ることにしよう。冷凍庫のスペースのために、シーフードとミックスベジタブルを使ってピラフに炊き込もう。それにしても、何と、食べ物のことばかりの日記。パンが今焼けたようだ。src="http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr1/17826/2018/7AED66FA-817A-435D-A764-C4D5608722C9.jpeg">これはオリジナルレシピ 「大豆とレンズ豆と野菜のスープ」冷凍保存しておいた大豆の水煮にトマト、きゅうり、玉ねぎ、人参と皮むきレンズ豆を加えて、粉末のオニオンスープ、塩、ターメリック、カレーリーフで煮たもの。レンズ豆は柔らかくなって、豆のお粥のようになったけれど、それがまた良かった。こちらは先週作ったもの。やはりオリジナルの ヒヨコ豆とミニトマトのターメリックライス。緑豆を他のカレーにも使ったスパイスとココナツミルクで煮たお腹によい、ダールカレー。そして、今日も作った ポテトの白カレー。