たりたの日記
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2017年09月10日(日) キジバトの声で目覚めた日曜日

日曜日の朝、どこか遠くの木々を通して聞こえてくるテデポッポーという、キジバトの声で目覚める。秋の、それも日和のよい、早い秋の空気。子どもの頃にこの空気の中に感じていたのと同質な幸福感を覚える。理由もなく、ただ、満たされているそんな思い。

そんなスタートではあったが、この日曜日も先週同様、朝食を終えると下痢と脱力感を覚え、いったん着替えた服を寝巻きに戻し、ベッドへ戻る。この同じようなパターンはどう考えても抗がん剤の副作用だ。よく考えれば、薬が薬として効力を発揮しているということだ。いずれ、副作用が強くなれば、この治療は止めるということになるだろう。その時には抗がん剤に頼らず、自然治癒力を発揮してという選択肢しかなくなる。しかし、今しばらくは医者の勧める標準治療を受け、経過を観察してみようと思う。そうなれば、こうした身体の変化や不調を受け入れることもまた積極的な治療なのだ。

午前中は、全身の脱力感が良い具合に作用し、とろとろと心地よい眠りに落ちることができた。幸い、まだ、キジバトはt遠くから鳴き声を届けてくれ、秋の空気と日の光は朝起きた時に感じた幸福感を変わらずに感じさせてくれる。仕事もないし、夫がいるのでいろいろやってもらえることだし。

午後は本を読むくらいの力がでてきたので、アマゾンから届いたばかりの「断捨離」の本2冊を読む。
イスラエルの旅とベトナムの旅が終わり、次なるプロジェクトは断捨離と決めていたのだ。やましたひでこさんの唱える断捨離、とても腑に落ちる。
さて、実行はできるだろうか。




たりたくみ |MAILHomePage

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