たりたの日記
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2017年07月10日(月) Quantum Healing『あなたは「意識」で癒される』読了

ここのところ熱中してた、ディーパック・チョプラ氏の
Quantum Healing『あなたは「意識」で癒される』読了!
示唆に富んだ本。
出会えてよかった。
課題は
瞑想とアーユルヴェーダだな。

と、この日、久々にFacebook に書き込んだ。

しかし、Facebook には書いていないことがある。この日は一日中下痢が続き、一日、ほぼ何も食べずに、何もせずに横になり、その結果、読書に没頭できたのだった。
そして前日の日曜は、下痢はないものの腹痛がひどく、予定していた イグナチオ教会の祈りのセミナーと夕方のミサの参加を諦めたのだった。さらに遡れば、抗ガン剤治療の翌日の土曜日は、味覚がおかしく、何を食べても、また、飲んでも、口の中に不快な味が残り、胃には乗り物酔いの時のような、不快感があり、今までにないような、抗ガン剤の副作用が起きている自覚があった。

こうした中での読書であったのだが、その内容が素晴らしく、沢山の付箋を貼りつけながら、そうだ!そうだ!と頷き、また、力つけられながら読んだので、その感動の大きさで、身体の不調もさして気にかからないほどだったのだ。

さて、でもこの本の事をどう書けばよいのか、付箋の数は余りにも多い。

例えば、「はじめに」のところで

「私たちは宇宙の子どもです」
「私たちの源はあらゆる境界を超越しています」
「自分自身を、分離して限界のある物理的存在と見なすことは、偽りのアイデンティティに過ぎません」

この考えは、まさに、毎日、私が学び、トレーニングし続けている、イエス自身が導いている、「奇跡のコース」そのものの考え方だ。
チョプラ氏は、その土台の上に、様々な患者の事例や、治療について、また、深い、洞察に基づく、癒しについて、医学博士の立場で熱意を込めて語っている。

最後の方に 「至福の体」という章があるのだが、私がこれまでに体験してきた、いくつかの「至福」の体験が蘇ってきた。その多くは、一人で山の中を分け入って歩いていた時の、山や木々との濃密な一体感であったり、山の頂上付近から向こうの山々の連なりを見た時の、神と一つになっているという、強い信頼と幸福感であったりしたが、日常のレベルでも、ヨガをしている時や、瞑想をしている時、また、早朝のウォーキングや、林の中の散歩の中でも「至福」を覚える瞬間はいくらでもあった。
実際、癌を患ってからは、日常の中で感じる至福感は、確実に大きくなっている。40代の頃、憑かれるように一人で山に入って行ったのは、この「至福」を身に覚えたいが為であったことが、今なら分かる。そして今は、山に出かけていかなくても、目を閉じ、瞑想の中に入っていけるならば、「至福の体」を得ることができる。

一方で治る見込みのない再発した癌を、抗ガン剤で延命しているという状況なのではあるが、そちらの現実が、幻想としか感じられないほど、そこにリアリティーを感じない。医者の方針には従ってはいるが、実のところ、私は抗ガン剤治療には望みを置いていない。むしろ、それが私の免疫力を奪う事を心配している。何とか、抗ガン剤治療をせずに済むように事態が動いてくれないだろうかと願ってさえいる。

この本で語られている事は、ある意味、私の魂が、そして身体がすでに体験していること、また考えている事と一致していて、その考えをサポートしてもらえるような心強さがあった。

作者は具体な癒しとして、アーユルヴェーダ、ヨガ、瞑想について語っている。
そして、それについての新たな体験もすでに用意されている。

ベトナムへの旅は、孫たちと一緒に過ごすことの他に、シバナンダヨガセンターで、「至福の体」を体験する旅にもなるのだろう。それぞれが貴重な癒しになるに違いない。




たりたくみ |MAILHomePage

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