たりたの日記
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2017年04月13日(木) 3回目の治療の日

3回目の抗がん剤治療の日。3週間の1クールを終えて、2クール目ということになる。

8時5分のシャトルで大宮へ、いつものように、ちょっと奮発して、PAULのサンドイッチを買う。
まずは、ガン治療センターへ。ここは広くゆったりとしたロビーにふかふかのソファーや書架があり、人もあまりいなくて静かで心地よい空間だ。
血液検査と診察は、一般外来で。ここは、椅子が足りないほど、人が溢れている。
検査の結果、白血球は前回の2200から2700に上がっているので、今日も治療を受けることができる。治療を受けても月曜日からの旅行も問題ないでしょうと医師。次の治療は、旅から戻って翌日の12時。

この病院には、美味しい焼きたてのパンを売っているベーカリーのカフェがある。ここで、大きめのカップのカフェラテを買って、先ほど受付した、治療センターへ行くことにしている。何しろ、5時間、そこのリクライニングシートで過ごすのだから、せめて、美味しいコーヒーを飲みながら。

今日の課題は、先日から読んでいる ハリー ・エドワーズの「霊的治療の解明」を読了すること。この本を読んでいる途中、イギリスの ハリー ・エドワーズ治療院に遠隔治療の申し込みをした事は前に書いたが、丁寧な返信をいただき、リストに名前を加え、遠隔治療をして下さる旨、書かれていた。私からも、その後の様子を教えてくれると、治療の助けになるということなので、遠く離れたイギリスの治療者との文通が始まることになる。読んでいる本が、実際に人と人との関係をもたらす。治療者、ハリー ・エドワーズの事を知ることができてよかった。

今日も5時間はあっという間だった。また、今回もセルフヒーリングを試そうと思っていたのだが、血管痛はほとんどなく、拍子抜けだった。読書しながら、深い複式呼吸。

帰りにお惣菜か弁当を買うつもりにしていたが、素材を買って自分で作ったものを食べたくなり、野菜や魚類を沢山買う。この前の治療の時にはそんな気力も元気もなかったのに。

薬に身体が馴染んできたのか、食事療法や各種健康食品が効いているのか、みんなの祈りや、イギリスからの遠隔治療の効果なのか、きっとそのすべてが私の身体と魂とを支えてくれているのに違いない。すべては聖霊の働き。充足した感覚、守られていることの暖かさを体感できるほど。


たりたくみ |MAILHomePage

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