たりたの日記
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2017年04月10日(月) 真紅のバラ 50本

昨日の驚くべきプレゼントのことを今日は書こう。
遅くなって帰宅した玄関に置かれてあったりたのは、数え切れないほどの真紅の薔薇の花束!大きく背の高いガラスの花瓶も添えられてあった。友人のNさんが、息子さんの運転ではるばる届けてくださったのだった。

Nさんは長男が小5の時のママ友。アメリカから帰国後、日本の小学校の様子がまるで分からずトンチンカンな親子を励まし支えてくれた。その後もいろいろな繋がりがあって、退職後、Mさんが始めた素敵なパンケーキのお店でリコーダーを吹かせていただいたり、リコーダーのライブにも応援に来てくれたり。
今度、お店で吹かせていただくとすればこの曲だなと思いながら練習していたのに、なかなか行けないでいた。

この数え切れないほどの薔薇は50本あった。
私の身体の事を気にかけてくれ、イスラエルへの旅に行く前にパワーをと、届けてくれた薔薇。ずっしりと重い薔薇の花束を抱き抱えると、そこからもの凄いエネルギーが伝わってくる。こんなにたくさんの薔薇を手にするのは初めてのこと、薔薇は1本でも強いエネルギーを持っているからこの数ではそのパワーも半端ではない。
急ぎ水切りをしながら、いただいた花瓶と、後2つの花瓶に夢中で活ける。

昨夜は、ベットの両側に薔薇の花瓶を置き、その内の1本を胸に眠った。抗がん治療を始めてから眠りが浅く、夜中に起きては睡眠導入剤を飲む夜が多くなっていたのだか、昨夜はとても深く眠った。
明け方の夢にはめったに登場しない若い頃の父と母が、しきりに私の誕生日のための料理をしている。テーブルの上には、ベッドの脇のと同じ真紅の薔薇が沢山飾ってあって、夢の中でも、Mさんからの薔薇であると分かっている。親は若いが、私はなぜか、今の私。
この夢が意味していることは分からないけれど、私の深いところで、何らかのヒーリングが起こっていたのかもしれない。

また、起きがけのぼんやりした意識の中で、薔薇50本が 特別な意味を持つことに思い当たった。ロザリオの祈りの薔薇だ、と。
ここ数ヶ月、ほぼ毎日のように唱えている
ロザリオの祈り、ロザリオは薔薇の花のこと。ロザリオの祈りは、ひとつ、ひとつ、玉を50個繰りながら、50回、アヴェ マリアの祈りを唱えるのだが、それは聖母マリアに薔薇の花を編んで冠を捧げるとことだと以前、本で読んだことを思い出した。
50回の祈りは50本の薔薇ということになる。

実際に50本の薔薇を目の前にしてみて、その薔薇の冠がどれ程喜ばしい捧げものとなるか、実感を持つ。これからは、ロザリオの祈りを唱える度に、この50本の真紅の薔薇を心の眼で観ることになるのだろう。

また今はイエスの受難を覚える聖週間。真紅の薔薇は、また、イエスが私たちのために流された、贖いの血を象徴するものでもある。
身体にパワーをいただけるだけではなく、魂に深い、慰めと浄化をいただいて1週間を過ごすことができそう。感謝!


<アヴェ マリアの祈り>

    アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、
    主はあなたとともにおられます。
    あなたは女のうちで祝福され、
    ご胎内の御子イエスも祝福されています。
    神の母聖マリア、
    わたしたち罪びとのために、
    今も、死を迎える時も、お祈りください。
    アーメン

    Ave Maria, gratia plena,
    Dominus tecum,
    benedicta tu in mulieribus,
    et benedictus fructus ventris tui Jesus.
    Sancta Maria mater Dei,
    ora pro nobis peccatoribus,
    nunc, et in hora mortis nostrae.
Amen.


たりたくみ |MAILHomePage

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