たりたの日記
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2016年06月27日(月) 玉川温泉3日はワイルドに

玉川温泉3日目は、Sも私も早起きをし、5時には宿を出て、岩盤へ。しかし3つのテントはすでに人で埋まっていた。聞けば、みな4時にはここに来て良い岩盤を確保するのだそう。ちょうど一番乗りで来た人たちが出る時間と重なったため、すぐに、我々に場所を譲ってもらえた。熱々の特等席!
鳥の声を聞きながら、早朝の岩盤浴。その後はザブリと一風呂浴びて朝食。朝食後、再び岩盤へ。今回もテントはすでに、占領されていて、多くの人達が、テントの外の岩の上で岩盤浴をしている。今日はお天気もよいので、それが可能だ。私たちも真似をしてテントの上方の岩の上にゴザを引いて寝てみる。テントの中の岩盤ほど熱くないので、かえって心地よい。二人とも、戸外だというのに、1時間ほど、すっかり眠ってしまった。まわりに人もいるというのに、午前中だというのにぐっすり眠ってしまうのは、やはり、岩盤の熱やラジウムのせいなのかな。岩盤の後、研究路の少し小高くなっているところで、一休み。リコーダーを何曲が吹く。

昼食代わりに、お芋やせんべいなどを売店で買い、ホテルのロビーで軽いランチ。
朝食の時に声をかけてくれた台湾人の女性が、ラジウムが強く出ているところなど、教えてくれる。私たちは、もう午後からは岩盤には出かけない気分でいたところ、「ここにいるからには、岩盤へ出かけるのが仕事でしょ。行かなくちゃと」とハッパをかけられる。確かにそうだ。

今回は、真っ直ぐテントには向かわず、硫黄がもくもくと吹き出している、ワイルドな岩の上に陣取り、野宿のような恰好で岩盤浴を試みる。ここもあまり熱くないので、心地よい眠りに誘われ、1時間は寝ていた。岩盤の上でヨガをし、帰り道、特にラジウムが高い濃度で検出されるという、少し小高い、記念碑が立っている場所に座り、リコーダーを吹く。

ワイルドに火山の岩盤に身を横たえて過ごした一日。


たりたくみ |MAILHomePage

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