たりたの日記
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2016年06月26日(日) 湯治2日目


昨夜は岩盤浴の後、野菜料理が沢山あるバイキングの夕食をお腹いっぱいいただき、霊験あらたかな玉川温泉に入浴。泉質は今までに入ったことのないほど強い酸性のお湯で、源泉100%のお湯は身体がぴりぴりとしみるほど。50%のぬる目のお湯に入る。

夜は旅の疲れもあって、早めに寝たため、わたしは4時過ぎには目が覚めてしまった。外はもう明るい。昨日歩いていなかった自然路を歩いてみようと外へ。ちょど外へ出ようとしている人がいて声をかけられた。岩盤浴ですか?と聞かれたので、少し歩こうと思ってと言うと、熊が出るから気をつけてという返事。昨日田沢湖まで来る時も、秋田新幹線が熊と衝突して到着時間が遅れてしまったし、熊が出るというのはほんとうなのだろう。それでも歩きたい気持ちは押さえられず、テントの方へ向かうその方とは分かれ、ひとり自然路へ。久々のひとり山歩きの感覚。道が見えなくなるほどの硫黄の煙の中に入った時には周りに人がいないこともあって、こわくなり、動画を撮るのを止め、人がいるテントへ向かった。

朝4時過ぎだというのに、テントには多くの人。テントの周囲にも岩盤浴をしている人や瞑想している人の姿があった。ならば私もと、持ってきたゴザを敷き、早朝の岩盤浴。帰り道 身体が冷えてしまったので、温泉に入り、7時に部屋へ戻り、Sといっしょに朝食。夕食同様、野菜中心の健康的な朝食。ただバイキングなので、どうしても食べすぎてしまう。秋田の言葉で「はらちえ」と言いつつ部屋に戻るのがおきまりとなる。

この旅は湯治だけでなく、リトリートの目的も。午前中は二人で聖書を読み、祈りと瞑想の時間を持つ。
午後、岩盤へ。雨だというのに、雨だからなのか、テントの中は隙間なく人で一杯。私たちはテントの前の傘をさし、テントが空くのを待った。冷たい空気の中に晒されていただけに、岩盤の熱は身体に心地よかった。しかし、帰り道は汗が冷えて身体が冷たくなるので、保温シートを身体に巻き付けて歩いた。ここでは夏でもヤッケや雨具といった山の装備が必要なことが分かる。次回のために覚えておこう。
冷えた身体を温泉で温め、夕食までの時間はヨガをして過ごす。夕食後は温泉場の中に設けられた室内の岩盤浴場へ。こちらも、人で一杯だったが、すぐに場所を空けてもらえ、1時間ほどの岩盤浴、その後温泉といった1日。




たりたくみ |MAILHomePage

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