たりたの日記
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2008年07月03日(木) 愛はすべてに耐える

若い頃、

自分の力では耐え切れないほどの試練を前にした時、

藁にもすがる気分で聖書を開いた。

言葉、言葉・・・

タリタ・クミ!

死んだ少女を起き上がらせる、イエスの言葉、

そんな魔法の言葉を求めて。


その時の悩みや苦しみがどういうものだったか

今となっては思い出せないものの方が多いけれど、

その時にすがりついた言葉は覚えている。

この言葉もそのひとつだった。

コリントの信徒への手紙 13章4〜7、愛の章から

 

愛は忍耐強い。

愛は情け深い。

ねたまない。

愛は自慢せず、

高ぶらない。

礼を失せず、

自分の利益を求めず、

いらだたず、

恨みを抱かない。

不義を喜ばず、

真実を喜ぶ。

すべてを忍び、

すべてを信じ、

すべてを望み、

すべてに耐える。



もう、何度も読んだ言葉のはずなのに、

今、新しく響く。

それにしても愛が「忍耐」に始まり、

「耐える」で終わっていることを、見逃していたような気がする。





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