たりたの日記
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22日から26日まで沖縄への旅
7歳から教会学校でお世話になり、21歳の時の洗礼を授けていただき、24歳の時、結婚式の司式をしてくださった親のような存在のN牧師を訪ねるのが目的の旅、教会学校からの妹分のSといっしょに。
四国から飛んできたSと那覇空港で落ち合い、予約しておいたレンタカーをゲット。 まず訪ねたところはひめゆり平和祈念資料館
戦争という、この上なく、非道で獰猛な破壊の力の前で、命を落としていった夥しい数の少女達・・・その名前、写真、手紙、日記に目を落とす。 彼女達の死を通して伝えられる反戦のメッセージ。
同じフロアーにいた、ストリート系の恰好をした若者達のグループがあった。わいわい楽しそうに入ってきたのだったが、しばらくするとしんとなった。
そのうちの一人が、携帯で話しをするのを思わず聞いてしまった。
「あ、まだ沖縄っス。今、ひめゆりのとこに来てるんだけど、・・・なんか、すごい衝撃なんスよ・・・もう、ちょっと考えられない・・・凄いんですよ・・・震えがきてます・・・」
沖縄戦についてもひめゆりの塔についても、いくらかの知識があってここにいる私達より、この若者達には何倍も強いインパクトがあったのだろう。 同じ世代の若者が、生きることを封じこまれたその事に、強い衝撃を覚えたのだろう。
戦争の犠牲になった若い乙女たちの肖像に重なって、その若者の姿が印象に残った。
沖縄の花々は印象的だった。 くっきりとした強さと野生を感じる。 それにしても、この木に咲く、真っ赤な花はなんなのだろう。 樹木に詳しいSから、この木がかの有名なデイゴだと知らされる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によるデイゴについての情報 界 : 植物界 Plantae 門 : 被子植物門 Magnoliophyta 綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida 目 : バラ目 Rosales 科 : マメ科 Fabaceae 属 : デイゴ属 Erythrina 種 : デイゴ E. variegata 学名 Erythrina variegata 和名 デイゴ 花デイゴ(梯梧 Erythrina variegata)はマメ科の落葉高木。インド原産。春から初夏にかけて咲く赤い花が有名。沖縄県の県花でもある。デイコ、エリスリナともいう。
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