たりたの日記
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2008年05月11日(日) |
母の日にはワインレッドのカーネーション |
去年の母の日の日記に母の日には赤紫色のあじさいという文章を書いた。 そこにあるあじさいの花は長男のHからの贈り物だった。 鉢植えの花だったので、花の後、一回り大きな鉢に植え替えをし、肥料を施していたら、この春、新しい葉を茂らせ、いくつか蕾を付けている。きっと梅雨の時期にまた、赤紫色の花を咲かせることだろう。
そして、今年の母の日には次男からのワインレッドのカーネーションと薔薇のシックなアレンジメントを贈られた。 この花の選択と色づかいが、昨年の赤紫のあじさい同様、なんだかうれしい。
今人気の青山の花屋に、この花のアレンジメントを予約しておいたということだった。 さすがに貧乏学生の頃とは違う。 五月から虎ノ門の本社勤務になったフレッシュマンは冬眠から目覚めた熊をを脱却し、多少は街の人間に移行しているのだろう。
この何かしら不思議で妖艶なエネルギーを放っている花花に見とれながら、 この花が息子の母親に対するイメージか・・・悪くないなぁ・・・と思う。
で、思わず独り言のように
「大人の女の色気を感じさせる色使いよね〜。 わたしも、この齢にして、ようやくこんな色の花が似合うような女になったのよねぇ〜」
と感慨深気に言うと、
それを聞いていた我が家の同居人
「えっ、そんなことはない。あなたのエネルギーは五歳児のエネルギーだよ!」
ご、五歳児!
確かにつくしんぼ保育園の五歳児と意気投合してるけど、 この自己イメージとの落差は甚だしい。
わたしが不平をもらすと
「じゃあ、他の人に聴いてごらん、納得するから」 と、譲らない。
ま、若い(?)っていう事はいいことかもしれないけれど・・・でもねぇ・・・
人の思惑はどうであれ、あたしは妖艶なワインレッドの花が似合う女を目指します(笑)
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