たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
午後の礼拝堂にトラッシュ・ボックス・ジャムの音と言葉が満ちていた。 今日はアメリカ人の若い宣教師、アンバーが中心になってやっている英語学校のイベントに、バンドのメンバーやファンの方達が大勢で応援に来てくれたのだ。
繊細で優しいエナジーはここちよく、心身に染み渡った。 弾き語りをしていたり、バンドで歌っていた高校生の時のわたしになって聴いていた。 こっそり彼らの歌にハーモニーをつけながら、こんな風に歌い続けていたかったとふと思った。 この前のライブで出会った優しい若者達がいつもの礼拝堂の椅子にいることが、何か不思議でうれしくもあった。
このバンドのリーダーのしんぐさんはライブの前にすることは「祈り」とどこかに書いてあった。そうだろうなと思う。彼がそこから出発しているのは彼の音楽や人柄に滲んでいる。祈ることは愛すること。
今日が最期となる(ずっと続けて欲しいのだけれど)昭和さんのボンゴとウインドチャイムは良かった。路上やライブハウスで聞くよりも、風や野原の響きがあって、この場所には会っているように思われた。
それも、これも、アンバーがアメリカから日本へやってきて3年間、このバンドやスタッフやファンの人達と、友情を育んできたからだ。すぐに一人の世界に篭っては、仲間との間にそんな関係や友情を保ち続けるのが難しいわたしには真似できない事だなと思う。 そうそう、そういう事も今、わたしが解決していかなければならない宿題。
|