たりたの日記
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2007年12月16日(日) |
マリアの聖日の日曜日 |
今日はアドベントの三週目。聖母マリアの聖日で、シンボルカラーはピンク。 4本のアドベントのろうそくは三本が紫色で、一本がピンクなのだが、その紫色のろうそく2本とピンク色のろうそく1本に火が灯る。
この日の為に、教会のメンバーのOさんが、百合の花の刺繍が施されたピンク色の素晴らしい聖餐布(礼拝堂のテーブルにかける布)を作ってくださった。牧師のストールのピンク色も美しい。 この日はわたしも聖母マリアに敬意を表して、ピンク色のセーターとカーディガンのアンサンブルを着て教会へ。 教会学校ではお話の担当、ホフマンの「クリスマス物語」の読み聞かせを導入に。
午後は朗読の師匠、長谷川勝彦氏の朗読会へ。 中村真一郎著「暗泉空談」。印象深い作品だったし、いつもながら長谷川氏の朗読は素晴らしく、多くを学ぶ。 中村真一郎のこの著書は10章からなり、どの章も、わたしには興味深い。中村氏は加藤周一、福永武彦と交流が深かったということだが、福永武彦は若い頃良く読み、影響を受けた作家だった。そして中村氏のこれらの作品は、今、初老を迎えるわたしにとって、その出会いはタイムリーなのかもしれない。
その後、もうひとつのイベント。夜、新宿駅で待ち合わせをし、半年振りに長男Hと会う。 その事はまた後で書くことにしよう。
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