たりたの日記
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2007年12月13日(木) クリスマスの精霊たちのこと

前回書いた、ディケンズの「クリスマス・キャロル」には序文があるらしい。
早速調べてみたところ、驚いた。
ディケンズはその序文の中で、「精霊が家家を楽しく訪れますように、そしてどなたも、精霊を寝かせておこうなどと思ったりしませんように」(たりた訳)と結んでいるのだ。

あの朗読会の後、わたしはどうも、ディケンズがお話に登場させたクリスマスの精霊がわたしの側にいるような気がしてならないのだった。

だって、今日はミクシーにこんな事を書いているのだもの。


<ミクシーに書いたこと>


このところ、クリスマスの精霊たちのお世話になっているような気がします。

めんどくさいなぁ〜、やる気しないなぁ〜と、このシーズンに乗り切れないでいたのですけれど、今年も英語学校のクリスマス会のためのケーキを焼いたし、昨日は仕事の帰り、気にかかっていた方へのお見舞いにも行く事ができました。

今日は雨で、そのうえ、なお先生のラテンは代行だから、ジムを休んで、5人の甥っ子達へのクリスマスの小包作りやカード書き。
英語クラスの子ども達へのプレゼントの用意も終了!
家中の散乱していたラッピングペーパーがようやく片付いた!
子ども関係のものが終わると取り合えず、ほっとします。

これからパーティーやイベント、まだまだやらない事が残っているけれど、クリスマスの精霊たちに助けてもらいつつ、良い時にしてゆきたいもんです。


あ、そう。クリスマスの精霊というのはディケンズの「クリスマス・キャロル」に出てくる、ごうつくばりのスクルージを回心させる、に三人のクリスマスの精霊たちの事で、かってに、マイブームにして、励みにしているのです。


<参考>

I have endeavoured in this Ghostly little book, to raise the Ghost of an Idea, which shall not put my readers out of humour with themselves, with each other, with the season, or with me. May it haunt their houses pleasantly, and no one wish to lay it.
Their faithful Friend and Servant,
C. D.
December, 1843.


わたしはこの精霊のでてくるささやかな物語りで、空想上の精霊をよびだして、 読者が自分たちでも、お互いにでも、この季節にでも、あるいはわたし自身でも飽きがこないようにがんばったつもりだ。
精霊がみなさんの家庭を楽しく訪れ、精霊が口をつぐんでしまうことを願うようなものがいないように。

あなたがたの親愛なる友人でしもべのC.D

1843年12月
    <katokt訳>



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