たりたの日記
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この日、英語教室に通っている小6クラスの6人を高尾山に連れてゆく。 月曜日にダウンした体調も何とか元に戻り、計画通りに無事山行ができた。
稲荷山コースを頂上まで登り、帰りはモノレールを使わずに、4号路の吊橋も渡り、そこから1号路を辿って高尾山口まで歩いて降りてくることができた。
家に戻って、一人で焼酎持参でお風呂に入りながら、今までの山行とはちょっと違った充実感を感じていた。
子ども達は山は初めてだから楽しみとか早く登りたいとか言っていた割には登り始めからすぐにきついと言い出し、まだ登るの?まだ着かないの?という感じで、嬉々として歩いているわけではなかったものの、わたしは彼らを山へ連れ出せた事がなぜか嬉しかった。
でもその理由は何だろう? 初めての体験をさせてあげられたから? 子ども達とほぼ一日ゆっくり過ごせたから? 山行のリーダーの役割がなかなか面白かったから?
そのどれもが理由の一部なのだろうが、子ども達を自然の中で見、自然の中でかかわることができたことが一番大きな理由という気がする。 いつもは60分という限られた時間の中でいかに効率よく教え、また定着させるかという命題があるが、これは考えてみれば、人と人との自然な関係ではない。あくまで教える側と教えられる側との関係。 山でも指示したり注意したりはある程度必要だったが、教室の外はやっぱり自由だ。
それにしても今回使った大宮始発8時51分八王子行きの「むさしの2号」と帰りの八王子発16時51分大宮行き「むさしの3号」は、ボックス席にみんなで座ることができ、快適だった。 大宮から八王子まではちょうど1時間。この電車で高尾を往復すれば通勤ラッシュに鉢合わせすることもなく楽チンな事が分かった。
帰りの電車で子ども達に「今度は筑波山へ行くよ〜」と言うと「ボーリングの方がいい!」と言う。 さて次なる山行は実現するかどうだか。
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