たりたの日記
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いとざくら
いにしえより三百年を生き長らえた桜の
とどろき聞こえるようなごつい幹から
ざんと糸の枝は垂れ、花咲きこぼれる
くろぐろと空を這う枝の行方を追えば
らっぱの音、高らかに鳴るかのごとくの絢爛の春
( 頭の文字が「イトザクラ」になるようにアクロスティックで遊んでみました。)
この日、遊山倶楽部の山行。塩山駅から二時間の恩若峰(おんじゃくのみね)へ。 帰りに慈雲寺に立ち寄り甲州市の天然記念物に指定されているイトザクラを観る。 それは素晴らしい桜。ウバヒガンの変種で、樹齢は三百年程と言われる。 その大きな桜は見上げると、ちょうど桜が降ってくるようだった。 ↓ フォトアルバム
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