たりたの日記
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3月25日、同居人mGの誕生日。 満50歳のめでたい日だけれど、夜お祝いのディナーをする前に一仕事あった。 保育園のカメラマン。
いつも英語あそびをやっているつくしんぼ保育園の進級おいわい会。 そこでわたしは当日の写真撮影を頼まれた。 「えっ、わたしに?」 ま、いいや、当日はmGに彼の一眼レフで撮ってもらいわたしはサブをやろうと思って軽く引き受ける。 ま、親達はしっかりカメラやビデオ持参で来るんだろうから、わたしは保育園の記録用を撮ればいいのだと勝手に解釈して。
ところが当日、園長のTさんが言うには、カメラもビデオも親は一切禁止。 mGも部外者だからだめ。 子どもの事を良く知っていて、子ども達が緊張しないわたしだけがカメラとビデオを許されるということだった。
子ども達のリズム歌や劇を、カメラやビデオを通さずに、また我が子だけを見るのではなく、どの子の成長もしっかり見て欲しいというT園長の主張はとっても良く分かる。 その通り!
でもカメラマンがわたし!!
ええ、緊張しましたとも。 mGの一眼レフなんて使ったことないし、保育園から手渡されたデジカメは使い慣れていない上、ズームがあまり効かないし、連写ができない。撮りながらどれもピントが合ってないのだ。 しかたない、一眼レフのデジカメで撮ることにしよう。しかし、写っているかどうかの確認ができない(見方を知らなかったのだが) 「どうぞ写っていますように」と祈りながらmGから借りたカメラでシャッターを押しまくる。 何しろ、動きが速いからそれを捕らえるのが難しい。 しかもどの子もアップで撮ってあげたい。 決定的な瞬間をとらえなくっちゃ。 親たちは、「ここ撮って!」と期待しているだろうな。 「うちの子うまく撮れてるかしら」と心配しているだろうな。
かなりのプレッシャーを感じつつ、あちらと思えばまたこちらと走り回り、撮りまくった。 二つのカメラで500枚くらい撮ったかな。 で、わたしの小さなビデオは三脚で据え置きにして。
ふうっ、何とか写っていた。この表情を、この動きをと思ったものがかなりその通りに撮れていた。 うん、どの子もいい顔だ。これならカメラを禁止された親たちも納得してくれるだろうと胸をなでおろす。 ビデオは全体を記録するという役割は果たせたかな。
でも、このあまりの緊張のためか翌日はダウン。 朝起きられなくて、すっかり風邪の症状に見舞われていた。腰も痛い。 この日の約束はキャンセルし、ゼミは休み家で寝ていました。 全く緊張に弱い。今回は心の準備というものがなかったから余計に。
でも、ちょっと気分は良かった。 保育園の子ども達を激写しながらカメラマン気分を味わった。
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