たりたの日記
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2007年01月31日(水) 「サロメ」とフェミニズム?

昨日の日記でワイルドの事を書いたが、1年以上前に書いた「サロメ日和」という日記が見つかって、そこを開いたら、その1年前に書いた「サロメ」の記事が出て来た。(昨日の日記にリンク貼りました)

それをさらに遡れば、これまでに何度も、聖書の中で、あるいは、様々な映画のシーンや絵画の中でサロメを見続けてきたような気がする。なぜ惹かれるのかその理由も分からないまま。絵画の中にサロメがいると、そのタイトルを見ないうちからそれがサロメである事が分かった。

なぜ、サロメはバプテスマのヨハネの首を世の中宝のすべてを天秤にかけても望んだのだろう。ワイルドの解釈はそれとして、わたしはワイルドを読む前から、子どもの時分からサロメの事が気にかかっていたのだから、そこのところを突き詰めてみたいと思う。

ゼミの時にkさんの意見の中に出て来た上野千鶴子氏の高橋たか子批判は、あまりにも高橋氏を知らない、いえ、知りえない人の批判と聞えたが、実際はどうなのか、確かめたいと思う。
というのも、高橋たか子こそ、尾崎翠同様、いわゆる主義主張とは別に、自らの感性の中に確固たるフェミニズムを有している女性とわたしは考えるからだ。しかし、女性の集団が作り出す、一定の枠組みには入らないものではあるだろう。
そう、サロメにかかわるような何か、もっと根本的な・・・言葉では上手く言えないけれど。
「サロメ」とフェミニズム・・・

今日は仕事の前、図書館へ行くとしよう。


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