たりたの日記
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2006年08月08日(火)

橋という物を日常的に渡らなくなってどのくらいになるだろう。

今朝、帰省先のふるさとを散歩している時ふと通りかかった橋。その前ではっとして立ち止まる。

「たかたろうばし」欄干に掘られた文字にはひどく馴染みがある。保育所の3年間と小学校の6年間、あわせて9年間、朝に夕に渡った橋。
この橋を渡る時、決まって橋にもたれかかり川の下をのぞき込んだものだった。水の流れにも川の音にも何の感慨もそのときにはいだかなかったのだろうが、この橋が深くわたしという存在にかかわっている事を今になって知る。
この橋も川もわたしを育てた。
とすれば、この場所はすでにわたしの一部分なのだ


この日の午後、不思議な事があった。

高校の時の同級生4人と大学時代の先輩に立て続けに出会うというファンタジーに遭遇した。

最後に会ってから30年以上の月日が流れている。
不思議なのは双方の間に存在するはずの30年間がすっかり消えてしまったこと。
つづきは、また明日


たりたくみ |MAILHomePage

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