たりたの日記
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2006年08月03日(木) 老い支度

今日は午前中、mGと共にmGの母親(つまり義母ですが)の通っている病院へ付き添い、担当の言語療法士の治療のもようを見、話もする事ができた。

わたしの両親もそうだが、70代の親たちには、どこかここか、加齢に伴う、病気なり、衰弱なり、故障がある。
年を取るということがこういうことなんだなぁと、いつも身につまされ、将来の自分達の姿を思い浮かべてみる。

そこで考える事は、いくら意識的に加齢してゆく事を考えても、考え過ぎる事はないという事。
肉体の衰弱や老化は避けては通れない。しかし、精神は?
これに関しては、かなり本人の意識と努力で違ってくるのではないだろうか。
というより、かなり意識的に生き、努力をしないならば、加齢に飲み込まれてしまうのではないかという気がする。

いかに成熟し続けるか、柔軟であり続けるか、興味や行動力、それに伴う体力を維持し続けるか。人を配慮し、愛し続けるか・・・
そういう意味では20年後の自分は今に負っているという気がする。


老い支度。それはお金や家や持ち物よりも、身体の健康、そして精神的な鍛錬や成長の部分にフォーカスする必要があるんだろう。
たゆまず、自分を育て続けるということ。




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