たりたの日記
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あさって、ダンスパフォーマンスの舞台。 今朝からどうやらステージモードに入ったようだ。 ステージの曲を聴いていると身体が熱くなってくる感覚がある。
このモードが訪れる前というのは不安に支配されている。 舞台が怖い。楽しい気分はない。 それはまだパフォーマーとしての力を得ていない証拠。
自分の中に動きが入るまでは身体全体で表現することができないことが分かっている。 あせらずに、時間をかけてひとつづつ自分の動きにしていくしかない。 この2日間の個人練習でその作業が完成に近づいたのだろう。 ようやく足もとがしっかりしてきた。 この地に足をもぐらせる感覚を、丹田にしっかり力が入った感覚を、 舞台の袖にいる時から、ライトを浴びて、降りる時まで、緩めることなく持ち続けること―
詩の朗読から暗転―「ジュピター」に続く太鼓の音、 「えんぶり」が流れてくると思わず涙がでてきた。 和太鼓のリズム、大地から生まれてくる響き、、子ども達と大人達がひとつの踊りの中で溶け合う。 きっとこのエネルギーは観客を巻き込む・・・ わたしはその響きのひとつに、そこに吹く風のひとすじに・・・
<写真は去年10月のステージより「えんぶり」>
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