たりたの日記
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2006年06月23日(金) エインから届いた庭の写真


ここで日記を書きはじめて2日目の日記(2001年3月31日)に緑の指というタイトルでニュージャージーに住んでいたころのお隣さん、エインとビルの事を書いた。

数日前、そのエインから手紙が届いた。あの日記以来の手紙だった。すぐにメールを出すと、わたしのサイトの写真を喜んで見たと、彼女の庭の写真がたくさん添付してあるメールが届いた。

今はあの家には住んでおらず、コネティカットのエール大学のそばに住んでいるという。少しも知らなかったが、夫のビルは3年前に他界し、今は大きな家に彼女一人で住んでいるという事だった。
いくつもベッドルームがあるからいつでも遊びにいらっしゃいと。



ビルがまだ56歳という若さで急死したというにはショックだった。
いつか二人に会えることを疑っていなかった。
青い瞳にはいつも優しさと静けさを湛えていた。ビルにはずいぶんいろいろな思い出がある。いつか書かなければと思う。
それにしても、もう彼に会う事ができないとは、なんと残念な事だろう。

エインとビルの家にしても、反対側のお隣さんのローゼングレン夫妻の家にしても、お向かいのダグラスの家にしても、子ども達ともども何度もおじゃました。いろいろな事を話し、クリスマスにはプレゼントを交換した。今考えてみれば、夢のような近所付き合いだった。

ローゼングレン氏ももうすでにこの世にいない。この夫妻にもずいぶん助けられた。その顔も声も少しも色あせてはいないのに・・・

もうひとつのふるさとの人達と再会するためにアメリカに行かなけば・・・そう思いながら時ばかり過ぎてゆく。


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