たりたの日記
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2006年04月22日(土) |
バリ舞踏 「花鳥風月」 |
前回の日記に続き、これもまたローズマリーの縁で。
家のすぐ側、歩いて2分とかからないところに、アートギャラリー&カフェ「寧」という素敵なお店がある。様々な木々や植物が茂る広い庭の中にあるひっそりとしたカフェ。
我が家に庭に生い茂っているローズマリーをこのカフェに提供しているご縁で、今日はバリ舞踏のご招待をいただいた。
寧の庭は、バリの森へと通じている。
或る春の日に
森から風が運んできたものは
このチラシのキャッチの言葉に興味をかき立てられた。 この日の予定は翌日のダンスの発表会のための練習のみ。仲間との自主練習は5時半からなので、その前にバリ舞踏を見ようと、mGといっしょに「寧」へ まずお店の中で、おいしいコーヒーとケーキをご馳走になり、3時半になったので庭へ。 美しい緑の木々が生い茂る芝生の空間が舞台。 ガムランの音が聞こえ、バリの音楽が流れている。
パニャンプラマ・・・お客への歓迎の意味を込めて踊られる花撒きの踊り
チャンドラワシ・・・インドネシアに棲む極楽鳥をモチーフにした踊り
キジャン・クンチャナ・・・インド叙事詩「ラーマヤナ」にも登場する金色の鹿の踊り
ジャウック・ロンゴール・・・地界に棲む魔物、邪の化身といわれるジャウックの踊り
ルジャン・デワ・・・寺院の祭礼で踊られる奉納舞。
独特な指先の動き、腰を落とし後方に付き出した姿勢、首から肩にかけての固定した人形のような動き、仮面をつけたような表情と、黒目を左右に動かす動きはどれも非日常的でおもしろい動きだと思った。
その土地の文化の中で生まれた踊りはその土地によって著しい特徴を持つ。 自国にはない動きや感覚がとてもおもしろく、興味深い。
庭でバリ舞踊を観た穏やかな春の日の午後。
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