たりたの日記
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2006年03月22日(水) 故郷からの親指日記

さて20日月曜日に旅立って3日目。
携帯電話では一日分の日記しか付けられない。
今日が後数分で終わってしまうからこの日記は23日の日付になってしまうのだろうか。
ともかく書き始めよう、親指日記。

20日午後1時大分空港着。
この日は大分市に一泊し実家には翌日の午後到着の予定なのでそれまでの時間を最大限有効に過ごさなければ。
まず向かうところは別府鶴見山。

別府駅の案内所でロープウェイ行きのバスの時間を調べると、
15時20発のロープウェイに間に合いそうだ。
夕方6時30分に大分市で友人と待ち合わせているので17時46分のバスで別府行に戻ってくればよいから、帰りのロープウェイは山頂5時発と定める。
ロープウェイ駅から山頂までは15分かそこいらだから山頂まで歩き、そこに1時間は居られることになる。
時計を睨み、ノートに時刻を書き入れる。

鶴見山は樹氷で有名な山だ。16歳の時、一度みごとな樹氷を見ている。
けれど自分の意志で一人でここに来たのは初めてのこと。
そこからそこからの眺めは全く新鮮だった。

近隣の山の連なり、西にはちょうど富士山の形をした豊後富士、由布岳が見える。
明日登ろうとしている山だ。

さらに九重山群、四国までの眺望。
素晴らしい眺めだった。
この山の連なり広々と広がる山また山が作るしんと静かなうねり―

また訪れたい山だ。
毎年4月の第2日曜日には別府湾から鶴見山頂に駆け上がる「鶴見山一気登山」が開催されると言う。
海抜0mの地点から標高差1374・5mを登ることになる。

樹氷は夢のように美しかったから、冬期の登山もすばらしい事だろう。
あの時見た樹氷をもう一度見たいとずっと思ってきた。
いつかかなうといい。



たりたくみ |MAILHomePage

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