たりたの日記
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2006年03月24日(金) 由布岳へ

実家の朝食はNHKの朝の連続ドラマを見ながらと決まっている。
ふだんは朝の連続ドラマは見ないわたしだが、実家にいる時にはここの流儀に従う。

さて、今やっている朝のドラマ「風のハルカ」は大分県湯布院が舞台。
ドラマのタイトルのところでこの町のシンボル由布岳が大写しになる。
実家に戻る日、寄り道してこの山へ一人で登った。

大分市から日帰りで行ける山、一人でも登れそうな山と考え、この山にしたのだった。
ささやかな冒険。
ささやかなリクレーション。
母をさらに5、6時間余分に待たせるという親不孝を許してもらって。


大分駅発8時20分の電車で湯布院へ。
湯布院駅から由布岳登山口まではバスで15分。
9時35分に由布岳正面登山口に着く。
駅でもバス停でも登山客に出会わず心細かったが、ここまで来ると駐車場にはマイカーでの登山客が登山の準備をしている姿が見られた。
そして目の前には堂々とした由布岳。
とにかくまっすぐに山に向かってゆけばよさそうだ。


単独登山は去年の夏の阿蘇があるが、
あの時は風が強く、途中で断念したから、実際には今回が初めて。

できるだけ他の登山客が見えるところで歩きたいと目の前を歩いていた二人組みの後を歩いていたが、あまりにゆっくりとしたペース。
一方わたしは時間がないので早く山頂辿り着きたい。
二人を追い越し、先へと進む。

30分ほど歩くと合野越(ごうやごし)に着く。
後は灌木の中をジグザグに登る。
やがて岩がごろごろした急な登りになりマタエ。
ここから西峰と東峰に分かれる。

西峰はいきなり鎖場。
しかし眺めは良さそうだ。始めにこちらへ登り、マタエに戻り東峰へ登ろう。
トレッキング用の手袋を持って来て良かった。
鎖をしっかり握り足を岩にかけて登って行く。

(つづきは明日)


たりたくみ |MAILHomePage

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