たりたの日記
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2006年02月24日(金) |
雨の夜 リュートソングを聴きに |
雨の夜、友人のYさんとCさんと共に人とHakuju Hallヘ、波多野睦美&つのだたかし、リュートソング・デユオのコンサートを聴きに。
今回は「古歌・イタリア―ダヴィンチの時代からモンテヴェルディへ」と題された14世紀から17世紀にかけてのイタリア古歌のアンソロジー。
この静謐な空気、透き通った歌声はもうふるさとのようになつかしい。全身の力が抜け音楽の中に抱かれているような心地よさを感じていた。 古いイタリアの歌たち・・・ フランチェスコ・ランディーニ 「あふれる涙」 ジョスカン・デ・プレ・「こおろぎ」・・・・・
このことはもう前にも書いたが、わたしが歌を歌いたいと強く思うようになったのはCDで波多野睦美さんの歌を聴いたことがきっかけだった。 二人のコンサートはおよそ一年振り。彼らの音楽をコンサートやCDで聴くようになって、もう10年になろうとしている。 そしてコンサートでは誰か知っている人に必ず会う。以前波多野先生に歌を習っていた時に知り合った方々や都留音楽祭でお世話になった有村先生と奥様。 「元気そうね」 「今度ゆっくり会いましょう」 ひとことふたこと言葉をかわしただけで、また今度のコンサートまで会うこともないのだろうが、そんな繋がりもまた良いものだと思える。
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