たりたの日記
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2006年02月18日(土) マーチンのギター


この日、マーチンのギター(Martin D-15)を買った。
正確に言うと銀婚式の記念にmGから買ってもらった。
マーチンといえば高級ギターというイメージでとっても買えるようなもんじゃないと思っていたが、中古であることもあって7万弱で買えた。
すべてマホガニーで作られた、木の柔らかい響きを持つ楽器。このギターとはこれから一生の付き合いになるんだろうなと、新しく友を得たような、家族を得たようなそんな充実した気持ちになった。ここが楽器のいいところ。楽器とは気持ちを通じ合わせることができる。

そういえば、子どもの頃からお祝いや記念を楽器にしてもらうことが多かった。小学校3年の時の誕生祝いに電気オルガンを頼んだのが最初で、高校の入学祝いにギター、大学の入学祝いにピアノ、成人式には振袖に代わるヴァイオリンという具合だった。最も、このヴァイオリン、出してもらったのは半額で、残りはバイトして1年間がかりで払ったのだった。ともかくその時々に一番欲しかったものということになる。

今まで、英語のクラスで歌を教える時や、施設で歌を歌う時は高校の時からのクラッシックギターを弾いていたのだが、1月28日の日記「ギターがやってきた 」に書いたように、ギター弾きのみ〜〜のギターを貸してもらってからというもの、ギターに目覚めてしまったのだ。こんないい音が出て弾きやすいギターがわたしも欲しい!と。



このマホガニーのマーチンを買ったのは御茶ノ水のPANという輸入楽器専門店。み〜〜の紹介で、彼の友人がそこで働いているというお店。
み〜〜とあゆがわたしたちのギター探しに付き合ってくれた。
お店の人やみ〜〜がそこにあるギターをいろいろと弾いてくれ、何だかコンサートのようでわくわくした。わたしもいくつか弾いてみて、みんなの意見を聞きこのギターに決定。わたしの歌う歌や声にも合っているように思った。さて、今年はギターと歌の年になるんだろうか。ともかく新しい世界が開けていくような予感がある。

2月5日の日記「礼拝堂でのコラボ&レコーディング 」で書いた録音曲をあゆが茜友のユーザーページ
にアップしてくれた。施設の人が歌を覚えられるための録音という事しか頭になくて、ネット上にアップすることなど考えてなかったから、作品として聴いてみると、ギターの完成度の高さに比べ、わたしの歌はずいぶんアラが目立つ。明らかに練習が足りていない。けれど、教会の礼拝堂で3人で演奏した時の気分というか空気はとても暖かくて満ちていたから、その空気は音の中に閉じ込められているように思う。


ということで、よかったら聴いてみてください。
すでに聴いてくださった方、どうもありがとうございます。
ギターも歌もしっかり練習して、わたしも「プレイヤーズ王国 」に登録したいと思います。


たりたくみ |MAILHomePage

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