たりたの日記
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2006年01月22日(日) 雪の後の日曜日




今日は教会学校、歌の集い、礼拝、役員会と続いた。
教会学校はお話の担当で「中風の男」の話をする。
昨日雪が降って地面が硬くなっていたためか、教会学校に来た生徒はKくん一人だった。

イエスがカペナウムのシモンという人の家に滞在しているのを知り、イエスの評判を聞いた人々が大勢押しかけていた。そこへ4人の男たちが、中風にかかり身動きのできない友人を寝台ごと担いでその家の屋根に上り、屋根をはがして、寝台を天井からイエスのまん前に釣り下ろしたというエピソード。イエスはその男たちの常軌を逸した行動を咎めることなく、その男の病を癒す。

常軌を逸した行為。聖書の中にはこの「常軌を逸した行為」がよく出てくる。ある意味、イエスの生き方と世間の常識は対立する。世間の価値観がしばしば人を不自由にし、愛を奪うからだ。法律よりも慈愛を、常識や世間体よりも愛を。それは耳には心地良く、美しく、人を感動させ、もっともだと多くの人はうなずくが、実際にその生き方を貫くのは容易なことではない。
いつも感じさせられる限界。


                 *


さてモードを切り替えよう。
夕方、MSのダンスのステージを見に行く、踊らないものの、打ち上げにはちゃっかり参加させていただく。

客席でリラックスしてみんなのダンスを楽しんだり、興奮して客席に向かって声を張り上げる(?)というのもなかなか良かったけれど、ステージで踊った時の気分やその後の達成感を知っているだけに、観るよりは踊る方がどんなに楽しいかということが良く分かった。確かに♪踊らにゃ、損、損♪だ。4月には何とか、みんなと踊りたい。

楽屋に顔を出した後、会場を出ようとすると、大人に混じってマイヤヒーを踊っていたキッズの男の子に会った。「K、かっこよかったよ〜!」というと、「どうしてmGさんたち、いっしょに踊らなかったの?」と恨めしそうな顔で言われてしまった。「忙しくて練習これなかったの。4月はいっしょに踊ろうね」と言うと「ぼく、4月は出られないんだもん」と不服そうな顔は戻らない。「じゃ、秋に、ね!」と手を振りながら、胸の奥がきゅんとする。
その不満顔が、なんだかうれしかったのだ。mGもわたしも。

素敵な店構えのピザ屋さんを貸しきっての打ち上げはとても楽しいものだった。今回はいろいろな人と深いところで話をしたように思う。回を重ねるごとに関係がより豊かになっていくせいなのだろう。

しかし、わが同居人mGはあきらかに酒量が境界線を越えていた。
日ごろいくら飲んでも酔えないと不満をもらしていたから、本望なのかもしれないけれど・・・。


たりたくみ |MAILHomePage

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