たりたの日記
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2006年01月20日(金) 朝の連続ドラマを見て思い出した湯布院での夏のこと

今日は郵便局やクリーニング屋、スーパーの他はどこへも行かずに家で過ごしました。珍しく朝の連続ドラマなんかも見ました。


今やってるのは大分の湯布院が舞台なんですよね。何となく知ってはいたんですが、見てなかった。
微妙に大分弁が混ざってるんだけれど、やはりネイティブの大分弁じゃないから、妙な感じです。驚いたことに今朝の場面は湯布院のお祭りの場面で「湯布院音楽祭」なんて言葉がでてきました。

学生の時、ひと夏を湯布院のお祭りスタッフの仲間の入れてもらって過ごしたことがありました。ギターを弾く先輩から湯布院音楽際の前座にポールサイモンの「ホーボース・ブルース」という曲を弾かないかと誘われ、というかかなり強引に楽譜を押し付けられ、わたしはブルースをヴァイオリンで弾くという無謀なことに挑戦することになったのです。その先輩は仲間を集めて、湯布院の大きな旅館の一角を借り、夏の間だけのビヤガーデンをやっていたものですから、練習も兼ねて、わたしもその仲間に入って2週間くらいそこに合宿してビアガーデンで働きました。働くと言っても文化祭の模擬店みたいな感でしたけどね。で、最終日が湯布院音楽祭。ギターとヴァイオリンのデュオ、ブルースになっていたとはとても思えませんが、町全体がお祭りモードで、わたしもお祭り気分でノリノリで弾いたような記憶があります。
しかし、今思い返せば、冷や汗たら〜り。怖いもの知らずでしたね。
今朝の連続ドラマを見ながら、そんな出来事が蘇ってきました。

今日はこんなことではなく、今読んでいる本、村山由佳の「翼」のことを書くつもりだったのですが、これはすっかり読んでから書くことにしましょうか。久し振りの長編小説です。その世界に入り込んで読むことができるので、読む時間が待ち遠しい気持ちになり、空いている時間はいつもそこへ入って、また出てとここ4、5日繰り返しているうちに気がついたらもう残りのページが少なくなっていました。
この物語の外に出てしまうのがとてももったいない気持ちになります。でもお話というのは一旦そこへ入れば、いつかはそこから出なくてはなりません。残念ですけれど。
さて、これからベッドで続きを読むことにしましょう。

ところで、一昨日見たDVDの思い出し泣きは昨日よりははるかにましですが、今日も買い物途中、やっぱり思い出しては泣けてくるので、これはもしかして年のせいなんだろうかと自分を疑ってしまいます。


たりたくみ |MAILHomePage

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