たりたの日記
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2005年12月19日(月) 時は満ち、時は進み

この季節の課題がひとつずつ終わるごとに心が軽くなり、アドベントの時期に欲しい静けさが戻ってくる。
今日は、明日の準備が終わったところで、庭の月桂樹の枝を切ってきて、ローレルのリースを一つと、ローズマリーの飾りを作ったりした。

今日、「育つ日々」感想掲示板に、珍しく書き込みがあることを知った。
この掲示板に一番のりで書いてくださった葉子さんが、また顔を(顔は知らないのだが)見せてくださった。「すべてのことには時がある」・・・その時が満ちたことがうれしい。

さて、わたしの方の時も進行し、昨日ようやく甥っ子たちや親たち、友人達の小包つくりが終わった。6個の小包を宅配に出し、明日の4つのクラス分の子ども達のプレゼント、紙皿紙コップ、ゲームの類を玄関に山積みにすると、ここのところずっと部屋を占拠していたダンボール箱やラッピングペーパーといった恒例のとっちらかりがようやく片付き、ほっと一息。
後は楽しいイベントを目指すだけ。


子供を楽しませることにかけては才能があるアメリカ人の英語教師のAに手伝を頼んでいるので子供達のリアクションも楽しみなところ。子供達は夏にも彼女に会っているがお母さん方は初めての対面だ。さてどんなクラスになるだろう。

午前中のクラスが終わって、12時過ぎにAを駅に出迎え、近くにある林の中のギャラリーカフェで、打ち合わせをしながらゆっくりランチの予定。
今、このギャラリーではいろいろな手作りランプの工芸品が展示されているはず。こういうカフェはアメリカにはまずないからAは驚くだろうな。こちらの反応も楽しみ。

さて、残りの時間は今年最後のクラスになった、明後日の英語の歌のクラスの準備に当てよう。クラスの前にはKさんと銀座のギャラリーへ。はるさんの個展へ行く予定。

この日記を書いている途中に雪に埋もれているだろうSから電話がかかった。恒例の大量バナナケーキを無事焼き終え、皆から喜ばれたことの報告。そもそもSからの初めてのメールが日記に書いてあったバナナケーキのレシピを教えてくれというものだった。
文字が、実際にバナナケーキになり、文字だけではなく数日前には生Sと紅葉の残る公園を歩いたのだから、こうして文字を綴り続けることがまたどこかへ、何かへと繋がっていかないとも限らない。





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