たりたの日記
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2005年12月18日(日) |
英語学校のクリスマス会 |
今日の主日でアドベントクランツのろうそく4本に火が灯った。 ということは教会暦では待降節から降誕節へと移行したことになる。クリスマスが来たのだ。
昨日の日記に書きそびれてしまったが、昨日は英語学校のクリスマス会だった。英語学校のクリスマスは子供のパーティー、大人のパーティーと分かれてやっていたが、今年はネイティブの教師Aの提案で大人と子供がいっしょになってクリスマスを祝うことになった。 というのも、日本ではクリスマスはデートする日、恋人と過ごす、ロマンティックな日ということになっているが、本来クリスマスのお祝いは家族で祝うもの。日本のお正月のようなものだ。 そこで、今年はファミリーにフォーカスして、大人の生徒さんは、自分の子供や孫を連れてきて、子供の生徒はお母さんやお父さんを連れてくることを勧めたのだった。 参加人数は40人くらいで、お孫さんやお嫁さんを連れていらした方、お父さんお母さん、子供達2人、家族そろって参加された方もいらした。
前半は礼拝堂で英語ドラマのクラスとわたしの英語の歌のクラスのパフォーマンス、子供達向けの絵本「What Is Christmas?」の読み聞かせを、ネイティブの教師とわたしとで。そしてみんなでクリスマスキャロルを英語と日本語で数曲歌った。 英語の歌のクラスの3人がそれぞれソロで歌ったが、一人一人の声や歌い方に特徴と持ち味があって、歌を聴いているとその人そのもののエネルギーが伝わってくる。誰かの真似やお手本通りというのでもなく、他の人に合わせるという歌でもなく、自分自身を表現する歌を、というこの歌のクラスの願いがカタチになってきているようで感慨深かった。
その後ホールで子供と大人がいっしょになって、ラッピング競争とピクショナリーというを楽しむ。知らない大人と子供がいっしょになって遊ぶ場面というのはそうはない。ふと子供の頃の教会での祝会を思い出す。あの時、そうしてここの大人の人達は子供をじゃまにしないんだろうと何か不思議だった。さて、今年の英語学校のビッグイベント、無事に終了。 後は24日のクリスマスイブのキャンドルサービスと25日の教会のクリスマス祝会。この日のポットラック(持ち寄り料理)のメニューは何にしよう。たりたの定番はミートローフかバナナケーキ、ビーンズサラダ、ペンネのミートソース和えのいずれか。いつもと違うものをこしらえてもいいかな。後でゆっくり考えよう。
キャンドルサービスではマリアの受胎告知の場面を教会学校の5人の子供たちで受け持ち、歌と台詞の簡単な劇にする。今日は教会学校の後、天使とマリアの役の子の衣装合わせをした。天使の衣装はわたしがはるか昔に着たウェディングドレス。ハイネックでストンとしたシンプルなものだったので、天使用にちょうどいい具合だった。 わたしがメロディーをつけた「おはようマリア」の歌が子供達のかわいらしい声で歌われるのを聴くのはうれしい。 風邪ひいたりしないで、みんな来れますよう。
(トップの写真は教会のカラサワさんの作品)
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