たりたの日記
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2005年09月09日(金) |
アメリカンインディアンの教え |
このところ、訳詩が続いていますが、もうひとつ。
10月23日の芝居とダンスのコラボの中で、わたしはこの「アメリカンインディアンの教え」を暗唱する役になっているので、久々に台詞を覚えることになりました。
この教えに出会ったのは、まだ子育ての真っ最中の頃でした。 当時、我が子達はどろんこになって遊ぶ幼稚園に通っている時で、同じ幼稚園に通わせている近所に住む友人がいい本があるよと「アメリカンインディアンの教え」の本を貸してくれたのでした。
通わせている幼稚園の理念がまさにこういうもので、我々親達もしっかり教育を受けていたのです。 規則や躾のようなものはなく、自分を大切にしているか、相手を愛しているかが唯一の規範のような幼稚園でした。
その幼稚園の後、そのままアメリカの小学校だったのですが、そこもまるで、その幼稚園の小学校版というところでした。 競争の原理の全くない。遊びの中で学ぶというようなところ。 今さらながら、親も子も良い教育の場で、育てられたなぁと感謝に思います。
<アメリカンインディアンの教え> D.Lノルト作 吉永宏 訳
批判ばかり受けて育った子は 非難ばかりします
敵意にみちた中で育った子は 誰とでも戦います ひやかしを受けて育った子は はにかみ屋になります ねたみをうけて育った子は いつも悪いことをしているような 気持ちになります
心が寛大な人の中で育った子は がまん強くなります はげましを受けて育った子は 自信を持ちます ほめられる中で育った子は いつも感謝することを知ります
公明正大な中で育った子は 正義感を持ちます 思いやりのある中で育った子は 信仰心を持ちます
人に認めてもらえる中で育った子は 自分を大切にします
仲間の愛の中で育った子は 世界に愛を見つけます
Children Learn What They Live D.A.Nort
If a child lives with criticism, He learns to condemn.
If a child lives with hostility, He learns to fight.
If a child lives with ridicule, He learns to be shy.
If a child lives with shame, He learns to feel guily.
If a child lives with tolerance, He learns to be patient.
If a child lives with encouragement, He learns confidence.
If a child lives with praise, He learns to appreciate.
If a child lives with fairness, He learns justice.
If a child lives with security, He learns to have faith.
If s child lives with approval, He learns to like himself.
If a child lives with acceptanceand friendship,
He learns to find love in the world.
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