たりたの日記
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25日のJR福知山線の事故で、友人の連れ合いが亡くなりました。 子育て時代を同じ団地で過ごした友人で、子ども達も同じ歳。同じ幼稚園に通わせ、教会学校もいっしょ。家族ぐるみのお付き合いをしてきた友人です。
その友人一家が転勤で宝塚に引っ越していってからは、10年間、会うこともないまま時が過ぎ、最近は年賀状だけのやり取りになっていましたが、今度の事故の後、何をしていても、その友人や家族の姿が浮かんできます。
わたしはいつもと変わりなく、ご飯を食べ、仕事へ行き、ジムへも行き、宴会もありました。変らない日常が流れて行きますが、でも、どこか、塞がらない穴が心に空いて日々の事を、記すことができません。日記が25日から空白のままなのはそのためです。
友人とはまだ話していません。どう言葉をかけてよいのか、またいつの時期が良いのか迷っているうちに時が過ぎてしまいました。 明日は手紙を書きたいと思っていますけれど・・・
こうして突然やってくる不幸、死に対して、心では準備しているつもりでいても、実際は誰もが無防備なのだと、そして、痛みや喪失感も避けられないのだと思います。 せめて、そこに上からの深い慰めがありますように。 犠牲になった方々のご冥福を心より祈ります。
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