たりたの日記
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| 2005年03月06日(日) |
ミュージカル 「スペクタクル 十戒」を観る |
フランスのミュージカル「Mother's Auction presents スペクタクル十戒を観る。
礼拝の後、教会の仲間4人と国立代々木競技場第一体育館へ。 NJに住んでいた頃、ブロードウェイには良くミュージカルを観に出かけた。週末には家族で、水曜日には友達と半額で観れるマチネへ。チケットも映画なみだったから気軽に観ることができたのだ。
それなのに日本でミュージカルを観るのは今回が初めてだった。なにしろ会場はばかでかい体育館。ブロードウェイの小さなシアターとはずいぶん赴きが異なる。去年観たアイルランドの「リバーダンス」を思い出す。
確かにスペクタクル。舞台装置は大掛かりなものだった。歌もダンスの振りも 洗練され、すばらしいものだった。フランス語のミュージカルというの初めてだったが、日本語の字幕が出ていたので不自由することはない。
旧約聖書の世界がそのまま舞台の上に、歌と踊りとなって再現されていて、興味深かった。また改めて神が人間に渡した最初の10の戒めについて思いを巡らした。
「十戒」は旧約聖書の「出エジプト記」に記されているモーゼの物語。欧米では、ユダヤ教、及びキリスト教の教典である旧約聖書を知らない人がいないから、このミュージカルへの関心は当然高いだろう。ヨーロッパでは240万人の観客を集めたというのも頷ける。しかし日本の文化、風土の中でこのモーゼの物語はどのように受け止められるのだろうか。
10の戒めの中のひとつ、神以外の何者も神としてはならないという偶像崇拝の禁止ひとつ挙げても八百万の神を持つこの国の常識から考えれば納得のいかないことだろう。
さてこの続きは気分が向けば明日書きます。
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