たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
2004年09月20日(月) |
敬老の日に、伯母を訪ねる |
敬老の日。 本来ならmGの両親とわたしの両親を訪ねるべきところなのだろうが、 九州まで帰省するわけにも行かないので、この日は世田谷に住む、わたしの母の姉夫婦を訪ねることにしている。
伯母は母より10歳年上だから今年85歳。身体は弱ってはきているものの、伯母も伯父もまだ元気で、頭もしっかりしている。 行きがけデパ地下の寿司屋で、敬老の日の祝い弁当を買い、mGの運転で車ででかける。
従兄弟と伯母と伯父と、この日ばかりは親戚の会話をする。とにかく親、兄弟、親戚とはみな離れているから、日常の生活の中に親付き合いというものがない。だから1年に一度か二度のこの親戚の家への訪問はちょっとしたイベントだ。 今回は、もう一人の従兄弟の娘、つまり伯母の孫が飛び入り。5年ぶりかに会うUちゃんは、もう社会人になっていて、小さい頃の面影を探すのは難しい。 時がずんずん進んでゆく。
伯母から、おもしろい話を聞いた。 大学病院の看護学校を卒業してすぐに就職した病院がなんともツマラナイ病院だったので、いっしょに就職した友人と2人で一晩だけそこに居て、次の日、窓から行李を放り出し、すたこらさっさと夜逃げしたという話しだった。 伯母は田舎のしょぼい町医者なんかで働くよりは新天地の大きな病院へと、 一人上海へ渡る。初めて聞く話だ。 今までに知らなかった伯母の一面が見えてきて愉快だった。 わたしは母よりは伯母の方に似ているかもしれない。
|