たりたの日記
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コスタリカに向けて9月のはじめに旅立った我が家の青年Hは、どうやらグァテマラのスペイン語学校で一通りの「勉強」を終えて、メキシコへ入るとメールあり。 なにしろ彼は金を持っていない。現地でシティーバンクの口座から降ろすという計画だったようだが、出発前の手続きに不備があり、銀行から自宅に届くはずになっている暗証番号が2週間経っても届かない。キャッシングができるようになったのはようやく昨日になってからだった。 いったい食べているのか、夜露はしのげているのか、その土地の事情も分らないので心配だったが、なんとか無事に旅を続けているようす。やれやれ…
よしやさんは抗癌治療の効果があり、副作用も少ないので1週間ほどで退院したのだったが、再度入院。夕方mGと病室を訪ねる。 タミと二人でベッドの上にいた。食道を通る水や食べ物が飲み込めないという問題が起こった。薬の副作用のせいかもしれない。点滴で水分と栄養を補給しているとのこと。 つらい時を迎えている。道は今までになく険しいように見える。 よしやさんもタミも笑顔を失ってはいないが… 導きと癒しがありますよう。
前にこの日記、メメント・モリの記事で書いたY先生が顔面骨折のため昨日入院した事を聞く。ここのところすっかり身体が弱っておられて、歩行するのも大変なご様子だったが、明日は途中で休会になっていたダンテの「神曲」の読書会をリードして下さることになっていた。そんな矢先の思いがけない事故。早く回復がなされますよう。魂の平安を。
生きるということは、ほんとうに、険しい山を登るようなものだと、また思う。平坦なところを歩いている者だって、いつ道は険しくなるか分らない。 天候は瞬時にして変わる。霧が出る、雨が降る。それでも前へと進んでいく他はないもの。
願わくば、厳しい一歩、一歩を、主が共に歩いてくださるように。 歩く力がなくなる時があれば、主が背負うて歩いてくださるように。
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