たりたの日記
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2004年07月27日(火) 祈りの時

誰もいない礼拝堂にオルガンの音だけが響いていた。
しばらく、礼拝堂の椅子に座り、目を閉じる。

今日は教会でごいっしょのNさんと、兄弟(昨日の日記に書いた友人のこと)
のことを祈ることになっていた。
Nさんは来週の礼拝の奏楽の練習をしていたところだった。

「やすかれ わが心よ
 主イェスは共にいます
 悩みも苦しみをも
 おおしく、忍び耐えよ
 主イェスと共にませば
 耐ええぬ悩みはなし」

讃美歌298番、シベリウス作曲「フィンランディア」の旋律。
慰めと励ましに満ちた讃美歌。
くりかえし歌ってきた讃美歌。
Nさんといっしょに歌い、
その後祈った。

祈るということが与えられていることに感謝する。
ともかく祈ることはできる。
どんな場合でも、
自らの終わりの時まで
祈りつづけることはできる。
そのことがありがたい。

 


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