たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
誰もいない礼拝堂にオルガンの音だけが響いていた。 しばらく、礼拝堂の椅子に座り、目を閉じる。
今日は教会でごいっしょのNさんと、兄弟(昨日の日記に書いた友人のこと) のことを祈ることになっていた。 Nさんは来週の礼拝の奏楽の練習をしていたところだった。
「やすかれ わが心よ 主イェスは共にいます 悩みも苦しみをも おおしく、忍び耐えよ 主イェスと共にませば 耐ええぬ悩みはなし」
讃美歌298番、シベリウス作曲「フィンランディア」の旋律。 慰めと励ましに満ちた讃美歌。 くりかえし歌ってきた讃美歌。 Nさんといっしょに歌い、 その後祈った。
祈るということが与えられていることに感謝する。 ともかく祈ることはできる。 どんな場合でも、 自らの終わりの時まで 祈りつづけることはできる。 そのことがありがたい。
|