たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年07月05日(月) 月曜日のクラス

新しい1週間が始まった。
月曜日、火曜日、水曜日と3コマづつ子ども達の英語のクラスを教える。
月曜日はつくしんぼ保育室の2階を会場にしてのクラスで、この日は2時過ぎに教室に行き、7時半までぶっ通しで仕事モード。

クラスの時間は3時から6時10分までだが、その前後に準備や次の週の授業の計画、教材研究、帳簿つけなどこまごました仕事がある。
クラスとクラスの間は10分の休みがあるものの、次のクラスの子ども達は、まだ前のクラスが終わらないうちから入り口に押しかけているから、途切れなく3クラスが続くかっこうになり、最後のクラスが終わるとへとへとという感じだ。

それでも、やりがいがあるのは、子ども達が、何かを期待しているから。楽しい事をしたい、新しい事を学びたいという元気なエネルギーがこっちに向かってくる。
もっとも、3時からの年少児クラスは、ようやく、お母さんのひざを降りて、幼稚園に通うようになった子ども達だから、お母さんと離れられなくて泣きべそをかく子や、子ども達どうしでつっつきあたり、押しっこしたり、喧嘩の一歩手前のような状況も時時起こる。それでも、毎週会うごとに成長しているのが分かる。

知識として英語を知ることが大切なのではなく、言葉の持つリズムの楽しさを味わったり、友達といっしょに身体を動かしたり、歌ったり、色をぬったりという楽しく、充実した時間を過ごすことが大切なのだ。年齢が低い子ども達ほど、子ども達の時間が充実するように神経を払う必要がある。小さい子達は高学年のように、自ら学ぼう、知ろうという努力へ自分を向かわせる事がまだできないからだ。彼らの場合、学習効果を上げるためには、ともかくも活動が楽しくなければならない。

子ども達が帰って行った後、クラスの場面を巻き戻ししながら、子ども達にとって十分楽しい時間だったかどうか反省する。
低学年のクラスは9人も子ども達がいるので、どいうしても余裕がなくなる。
小学校や中学校の40人学級に比べれば、信じられないほどの少人数だが、日頃5人とか6人のクラスで教えているため、なかなか一人一人とじっくりかかわれない感じがするのだ。

さて、今日のクラスの事はひとまず忘れて、明日は明日のクラスに集中しなくては。

さて12時、今夜はこれで休むとしよう。
おやすみなさい。


たりたくみ |MAILHomePage

My追加