たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年06月27日(日) 17年ぶりにkさんと会う。



今日は夕方ジムのあるモールのドトールでKさんと会い、一時間半ほど話す。
Kさんとはなんと17年ぶりだ。
「育つ日々」を書いている時、団地での子育てがなつかしく、当時の子育て仲間のKさんの連絡先を調べ、ようやく電話で話したのが3月のとだった。

本ができたらKさんに差し上げようと思っていたので、再度電話をしたことだった。聞けば、Kさんもわたし達が通っているスポーツクラブの会員だという。こんなに近くにいながら、今まで会うこともなかったなんて…
お互い、日々の生活に忙しく、昔の仲間に会うという心のゆとりもなかったのだ。


この17年の間に、義母と義父の介護をし、また見送り、フルタイムで仕事をし、当時5歳と4歳だった子ども達がこの春2人とも就職したということだった。介護の苦労、子育ての大変さ、わたしの知らないところで、様々に苦労してきたKさんの話を聞きいた。
けれど、Kさんは少しもやつれた感じはなく、若い頃とは違った華やかさがあると思った。

これからようやく、自分のやりたいことができる、老後の心配より、今を充実させたいと、そんな話をした。
ほんとに子育てが終わるというこの時期、誰も新しいスタート地点に立ったような気持ちでいるのだろう。
今度は4人で会いましょうと別れた。
ほんとは、子ども達もいっしょに会いたいところだが、合わせて7人の今時の若者達、とても親といっしょの同窓会なんてノーサンキューだろう。


Kさんから聞いたうれしい話。Kさんが、長男のTくんにわたしと会うことを告げ、覚えていると聞くと、引越しする時にわたしがあげた絵本がとても好きで、その本をくれた人として覚えていると言ったそうだ。
その本はわたしもKさんも覚えていないが、Tくんの心には残っていたことを知って、とてもしあわせな気持ちになった。





たりたくみ |MAILHomePage

My追加